
東大寺・春日大社・若草山を望む奈良公園内という、古都随一の佳境に佇むむさし野。悠久の時を重ねた風景の中で、四季折々の自然と世界遺産の気配を間近に感じられます。
その立地は、今も多くの旅人を惹きつける特別な理由です。

むさし野の始まりは、江戸時代に奈良町奉行日記にも記された小さな御茶屋。幕末の志士・山岡鉄舟や作家・谷崎潤一郎など、多くの文人墨客に愛されてきました。
若草山の麓で、名も姿も変えず、奈良最古の宿として今も変わらぬ風情で皆様をお迎えいたします。

むさし野では、女将が手ずから生ける花が四季の移ろいを映し出し、館内にやさしい彩りを添えます。
浴衣や貸切風呂のご用意、赤ちゃん連れへの配慮など、細やかな心遣いの数々が旅の時間をより豊かに彩ります。
真心を尽くしたおもてなしをお楽しみください。

若草山の木々に囲まれ、鳥の声や風の音、鹿の足音が心地よく響く静寂の宿。夜は遠く東大寺の鐘の音が漂い、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
自然の息づかいと調和する空間で、心身ともに穏やかに整う癒しの時間をお過ごしください。

むさし野の会席料理は、旬の食材を生かし、職人の技で一品ずつ丹念に仕上げます。器や盛り付けにも趣を凝らし、四季の移ろいを目と舌で堪能できるひととき。
老舗ならではの味わいと静かな贅沢をご堪能ください。