提供:北日本放送
富山の秋の風物詩、「おわら風の盆」。富山市八尾町で行われる伝統行事で、哀愁を帯びた胡弓や三味線の調べにのせ、編笠を深くかぶった男女が優雅でしなやかな踊りを披露します。
この時期に田畑を襲う台風を除け、豊年祈願や疫病退散を願って始まった祭りは、ぼんぼりの灯が揺れる石畳の細い路地を踊り手と歌い手が踊り流す幻想的な雰囲気から全国的な人気を博しています。
そんなおわらの舞台となる八尾の旧町をちょっと離れた田園地帯、立山連峰を見わたすのどかな場所に「胡弓」の名前を冠したステーキ店があります。
創業32年 八尾愛から始まったステーキ店
「ステーキ胡弓」。そのままストレートな店の名前は、「おわら風の盆」と八尾を愛する心の裏返しです。
食事をきっかけに、地元の八尾を訪れる人が増えてほしいと店主の澤井さんが店を始めたのは32年前。その想いが通じてか、今では高岡や砺波などの県西部や県外からも足を運ぶ人がいる人気の店となっています。
ログハウスのような建物は年代を感じさせつつも、周囲の田畑や山並みと馴染むのどかな雰囲気。ちょっとした特別感もあり、ごちそうのイメージがあるステーキを食べるのにぴったりです。
窓からは富山平野や立山連峰を一望できるほか、夏には遠くに県東部の花火を楽しむこともできるんだとか。
国産牛をステーキで 事前予約すれば飛騨牛も
「胡弓」では肉の品質にこだわり、リーズナブルなお肉や国産牛を使ったステーキを提供しています。
産地はその時々の仕入れによって異なりますが、3日前までの事前予約があれば飛騨牛を食べることもできます。
もっと気軽に肉の旨みを堪能 オトクなランチ
夜は本格的なコースでもてなしてくれますが、「もっと気軽にステーキを楽しんでほしい」と手ごろな値段に抑えているのがランチメニュー。
1番人気は、ステーキ100gにミニハンバーグがついた「ステーキ&ハンバーグランチ」です。熱々の鉄板の上に、ステーキとハンバーグ、付け合わせのニンジンやポテトがのっていてボリュームもたっぷりです。
ステーキはしっかり厚みがあり、中がレアな状態。
塩コショウのみで味付けされていて、赤身のおいしさを堪能できます。
ゴマだれとおろしポン酢の2種のソースがついてくるので、お好みで。
ステーキにゴマだれと聞くと珍しい気もしますが、しゃぶしゃぶのようにコクがあるたれが肉の濃厚な旨みをしっかり引き立たせてくれ、後を引くおいしさです。
さっぱりとしたおろしポン酢もよく合います。
運がよければ飛騨牛も!? 自家製ミンチの牛100%ハンバーグ
煮込みハンバーグのミンチやデミグラスソースの出汁には、ステーキと同じ肉を使用しています。ステーキ用にカットした肉の切れ端を店主が自らミンチにしているので、運がよければ飛騨牛が入ったハンバーグを食べられることもあるんだそう。
牛100%のミンチ肉だとパサつくような気がしますが、赤身と脂身をうまく配合しているため、しっとりとした口当たりで牛肉のジューシーさも感じられます。
予約でさらにオトクに! 夫婦2人で切り盛りするのどかな店
「胡弓」は、澤井さん夫婦2人だけで切り盛りしているため、一度に多くのオーダーを捌くことはできません。そのため、予約をしないと提供するまでに時間がかかることもあるんだそう。
ただし、事前に予約をした場合にはドリンクやアイスをサービスしてくれます。
「夫婦2人で健康に、あと10年くらい店を続けられたら」と、澤井さん夫婦。
胡弓の調べが響き、稲穂が風に揺れるのどかな田園地帯で、特別なひとときを楽しめそうです。
ステーキ胡弓
- 住所
- 富山県富山市八尾町新田3-1
- 営業時間
- 10:00~20:00(予約終了次第、閉店)
- 定休日
- 月曜日夜、火曜日 不定休あり
- 電話番号
- 076-454-6020
※この記事は、2025年8月26日に北日本放送「nan-nan」で公開された記事を転載したものです。
