提供:北日本放送
季節の変わり目、体も心もお疲れ気味じゃありませんか?今回紹介するのはそんな時にオススメの、ほっとひと息つける店。
子どもの頃の夏休み、田舎のおうちに遊びに来て、おばあちゃんの手作りごはんを食べた… そんな思い出がよみがえるような、体の力を抜いてリラックスできる古民家カフェです。
田んぼが一面に広がる のどかな古民家カフェ
店の場所は、富山県高岡市の福岡町エリア。
国道8号が走るまちなかを離れて小矢部川をわたった山のふもと、一面に広がる田んぼに、黄金色の稲穂が風に揺れています。
こののどかな場所で、民家を改装して2024年5月にオープンしたのが「sowaka(そわか)」というコミュニティカフェです。
見た目はもうこの辺りではよく見るような、ザ・普通のおうち。手作りの小さな看板がなければうっかり見落として通り過ぎてしまいそうなほどです。
初めてなのに懐かしい…昭和のおうち
民家だったころの面影を色濃く残す店内。まるでおじいちゃんやおばあちゃんのおうちのような…なんとも懐かしい気持ちになります。
ハンドメイドの雑貨やドライフラワーなども飾られていて、それがまたノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
レトロな珠のれんのかかった部屋の奥には台所。ここはかつては居間だったような気がします。初めて来たはずなのに、何度も遊びに来ことがあるみたい…不思議な気持ちになります。
「お店の場所を探して、姉と一緒にいくつも物件を見て回ったんですが、このおうちに入った時に2人とも『ここだ!』と思ったんです」と教えてくれたのは、安元利香さん。
看護師として長年勤務していた安元さんは、「人が集まる場所を作りたい」と同じく看護師だった姉や姪と一緒にこの場所に店をオープンさせました。安元さんはカフェを、お姉さんはワークショップなどを担当しているそうです。
「食べるもので元気に」やさしい手作りランチ
ランチはおにぎり2つに、たっぷりの副菜、そして汁物がセットになっています。品数が豊富で、運ばれてきた瞬間に思わず「わあ!」とうれしくなります。
おにぎりは月替わり。取材当時の献立はチーズおかかの混ぜ込みおにぎりと、鶏ごぼう味噌の焼きおにぎりでした。
ふっくらおにぎりと手作りおかず
米は砺波の農家さんのもので、ふっくらツヤツヤ。口に運ぶとふわっとほどけて、やさしい香りが広がります。具材の味は濃すぎず、量も多すぎず、ごはんのおいしさを感じられるちょうどいいバランスです。
苦手な食材がある人や子供向けには「チーズ抜き」や「ゆかりや塩昆布に変更」など、臨機応変に対応してもらえるそう。
煮物に、ひじき、佃煮…小鉢のおかずがたくさん。どれも丁寧に作られているのがわかる、素朴でやさしい味付けです。
「安心して食べられるイメージで和食が多いです。祖父が大阪で佃煮屋さんをしていたらしくて、その血が騒ぐのか、最近は佃煮づくりにはまっているんです(笑)」(安元さん)懐かしさに心までいっぱいになるような、ごちそうランチです。
デザートのオススメは手作りの八ツ橋
米粉と白玉粉、きび砂糖で手作りする生八ツ橋はふわっと伸びます。シナモンの香りも相まって、京都のお土産で食べるあの味そのもの。上には練乳とあんこ。特大サイズの白玉は、豆腐入りでもっちもちです!
「なるべくお客さんの体にいいものを。食べるもので元気になれたらと思って作っています」(安元さん)八ツ橋は看護師時代からの知り合いの薬剤師さんにレシピを教わったそう。安元さん自身も、薬膳の勉強をしているところなんだとか。
赤ちゃんからお年寄りまで…みんなが集まるコミュニティカフェ
赤ちゃん連れのママさんグループが何組も訪れていて、あちこちで赤ちゃんがハイハイしたり、つかまり立ちしたりと和やかな雰囲気。店の一角にはキッズスペースもありました。
その一方で、常連さんらしいお年寄りのお客さんがゆっくりとランチを楽しむ姿も。幅広い世代が思い思いに過ごす空間は、まさに田舎のおうちそのもの。
手作り雑貨やワークショップも
人が集える場所を作りたい。おしゃべりをして笑ったり、かわいいものを作ったり、おいしいものを食べたり…。家のようにくつろぎながら楽しいひと時を過ごしてもらいたい…そんな想いで始まった「sowaka」。
ワークショップも頻繁に開催していて、人が出会い、つながる場として親しまれています。
やさしい手作りごはんが食べたい時に。田園風景が恋しくなった時に。ほっとひと息つきたい時に。夏休みにおばあちゃんの家に遊びに行ったような、あの気持ちを思い出したい時に。「sowaka」の玄関を開けて、懐かしい空間でくつろいでみてはいかがでしょうか。
sowaka
- 住所
- 富山県高岡市福岡町加茂58
- 営業時間
- 11:30~15:00 ※金曜はランチメニューお休み
- 定休日
- 水・木・土曜日
- 公式SNS
- Instagram「sowaka_kutsurogi」
※この記事は、2025年9月16日に北日本放送「nan-nan」で公開された記事を転載したものです。

