提供:ことりっぷ
瀬戸内海の島々から、それらを見渡す山の斜面まで広がる尾道市。本土側は民家や寺社などを迷路のような坂道がつなぐ独特の景観もすてきです。
レトロな雰囲気が楽しい商店街や、民家をリノベーションしたカフェ、ショップも多く、ゆったりした雰囲気も魅力。今回は尾道らしい食事やお茶の時間を過ごせるカフェを6つまとめてご紹介します。
ちょっとディープな路地裏の古民家カフェ「tutuyu」
白い漆喰の古民家を改装した外観が印象的。テイクアウトオーダー用の小窓もかわいい
昭和の雰囲気が残り、個性的なカフェやゲストハウスが次々とオープンしている繁華街「新開(しんがい)地区」。その路地裏にある「tutuyu(ツツユ)」は、ランチもデザートもテイクアウトも充実したカフェです。
お店の名前はかつて地元にあった「筒湯小学校」に由来。地元の人たちに愛される場所になりたいという想いが込められています。
人気のプレートランチ。県内産食材たっぷりで広島の旬を味わえる
メニューは野菜たっぷりでボリュームも満点のランチや、美味しくてキュートな自家製のケーキ、オリジナルキャラクターがデザインされたカップもかわいいドリンクなど。どの時間もノスタルジックな空間や温かな接客とともに食事やお茶を楽しめます。
広島のお茶でほっとひと息。坂の途中の古民家「茶立玄 山手」
書道教室をしていた古民家をリノベーション。窓の向こうには尾道らしい景色が広がる
瀬戸内海と尾道の街なみを眺める斜面に建つ一軒家「茶立玄 山手(ティースタンドゲン ヤマテ)」。
世羅高原に茶畑と工場を持ち、広島の在来茶の無農薬・無肥料栽培から、茶葉の加工・製造・販売・他店のプロデュースまで行う「TEA FACTORY GEN」の直営店です。
しまなみ海道・生口島で作られた浜茶。クッキーやおだんご、ドライフルーツなどのお茶請けとともに
お茶メニューは、潮風で自然乾燥させた「浜茶」をはじめ、昔ながらの方法で丁寧に仕上げられた和紅茶、烏龍茶、微発酵の白茶などわくわくするラインナップ。一煎目を店主が、二煎目以降は自分で淹れるスタイルで、個性をじっくり堪能できます。
店内では茶葉や市内で製作された茶器、手ぬぐいなどの生活雑貨も販売。旅のお土産探しにもぴったりです。
体にやさしい発酵の魅力を堪能♪「荒神堂カフェ喜望峰」
お店があるのは尾道本通り商店街と海岸通りを結ぶ荒神堂通り
「荒神社」が祀られていたことから名前がつき、短いながらも幅広いジャンルのお店が並ぶ「荒神堂(こうじんどう)通り」。その一角にある「荒神堂カフェ 喜望峰」は、白と木を基調にしたナチュラルな空間で身体にやさしいメニューを楽しめるお店です。
旬の野菜もたっぷり味わえる「せいろ蒸しランチ」
パン職人だったというご主人が、発酵を身近に感じてほしいという思いで始めたというこちら。自家製の発酵調味料をふんだんに使ったせいろ蒸しがメインのランチや、素材の美味しさが光る手づくりスイーツ、テイクアウトも可能な自家製のパンなどが揃います。
内容は日によって変わるので何度訪れても楽しく、心とお腹が満たされます。
尾道本通商店街で長年愛される「尾道浪漫珈琲 本店」
本店は「尾道本通り商店街」にあり、さんぽ中のひと休みにもぴったり
現在は尾道市内に5店舗、広島市内に3店舗を展開する「尾道浪漫珈琲」。サイフォンで淹れる自家焙煎コーヒーで知られるお店です。
尾道本通り商店街には本店があり、店頭で焙煎するコーヒーのいい香りがいつも漂っています。店内はレンガの壁や重厚感のあるインテリアにレトロを感じる空間。観光客にも地元の人にも愛されています。
サクッとふんわり食感が美味しい焼きたてのワッフル。オリジナルブレンドにもよく合う
コーヒーはオリジナルブレンドやスペシャルティコーヒーやアイスコーヒーなど。人気のワッフル(写真)やサンドイッチ、ピザ、スイーツなどフードも豊富です。
コーヒーゼリーやサンデーのセットなど、本店限定メニューも。ぜひチェックしてみてくださいね。
線路沿いの小さな隠れ家カフェ「HIBI COFFEE」
メニューはテイクアウトOKで、さんぽのお供にもぴったり
JR尾道駅から徒歩15分ほどの天寧寺近く、山陽本線の線路沿いの路地にある隠れ家のようなカフェ「HIBI COFFEE(ヒビコーヒー)」。
店内にお手洗いはなく、来店は1〜3名で、という小さなお店です。窓から電車も眺めつつ、隠れ家気分で過ごせます。
なんともいえない表情が楽しい「文子さんのクッキーアイスサンド」
メニューは季節ごとに替わるブレンドをハンドドリップで淹れてくれる自家焙煎のコーヒーやアレンジドリンク、クッキーアイスサンド、チーズケーキなど。
オーナーの愛猫・文子さんが、カップのイラストやスイーツのモチーフ、ゼリーのトッピングのクッキーなど、さまざまな姿で登場するのも、猫の多い尾道ならではの楽しみのひとつです。
大正ロマン香る店内で絶品のホットケーキを♪「キツネ雨」
重厚感とノスタルジックが入りまじる大正ロマン風の空間
尾道本通り商店街から小径を入った場所にある「キツネ雨」は、静かに過ごせる隠れ家のようなカフェ。お店の外にかけられる「化かし中」が営業の合図です。
飴色の木製の家具やビロードの椅子が配された店内には、古時計やステンドグラス風の飾り窓などもあり、大正時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。
現在は午前の部(予約制)のみで味わえる「キツネのホットケーキ」
メニューはハンドドリップのコーヒーやカラフルなクリームソーダ、かためのプリンなど、喫茶店らしいメニューが勢揃い。きつねをかたどった白いチーズケーキや英国王室御用達ブランドの紅茶など、ほかにはないラインナップも楽しみです。
いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、尾道のカフェをまとめてご紹介しました。営業時間や定休日などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。
文:高柳涼子
