古都・京都らしい味が楽しめる名店7選~湯豆腐・ゆば・柚子雑炊など四季を感じる京料理~

古都・京都らしい味が楽しめる名店7選~湯豆腐・ゆば・柚子雑炊など四季を感じる京料理~

提供:ことりっぷ

 

長い歴史の中で育まれたオンリーワンの味が、古都・京都にはたくさんあります。

澄んだ水と四季の恵みに支えられた京料理は、素材そのものの味わいを大切にし、見た目にも美しいのが魅力。職人の手仕事が光る湯豆腐やゆば料理、香り豊かな柚子雑炊、旬の京野菜を使った創作料理など、どれも心をほっと包み込むような味ばかりです。

今回は、京都らしい風情を感じながら、思い出に残るごはんが楽しめるおすすめ店をご紹介します。周辺の観光スポットにもアクセスのよいお店ばかりなので、ぜひおでかけ先に加えてみてくださいね。

 

 

【清水五条】お麩とゆばの世界にひたる「半兵衛麸 本店」

【清水五条】お麩とゆばの世界にひたる「半兵衛麸 本店」 築120年の京町家の本館には、食器や茶器、麩づくりの道具などを展示する博物館がある

五条大橋のたもとにある「半兵衛麸(はんべえふ)」は、江戸時代初期に創業した老舗。「なま麩」や「京麩」「京ゆば」などを、京都のおいしい水と厳選素材を使って手づくりしています。

2023年3月には本社をリニューアルした“食のテーマパーク"をオープン。明治・昭和・平成の建物も楽しみながら、食事やお茶、買い物、美術品鑑賞ができます。

昭和25年築の石造りの洋館の2階には茶房、平成築のビルの3階には鴨川を望むカフェがあり、お麩やゆばを使った食事やスイーツを楽しめます。ビルの2階はイベントスペース、1階はお土産探しにもぴったりの販売スペース。さまざまな楽しみ方で満喫できます。

 

京都の言葉で軽い食事を意味する「むし養い」(要予約)。滋味あふれる料理が並ぶ

 

 

【清水】伝統の味を守り続ける「総本家 ゆどうふ 奥丹清水」

【清水】伝統の味を守り続ける「総本家 ゆどうふ 奥丹清水」

清水寺のほど近く、静かな石畳の坂道にたたずむ「総本家 ゆどうふ 奥丹清水」。創業はなんと江戸初期の1635年、約400年の歴史を誇る湯豆腐の名店です。

風格ある門をくぐると、そこには600坪もの見事な日本庭園が広がり、四季折々の風景が訪れる人をやさしく包み込みます。

山の清流が流れる庭を眺めながら味わう料理は、まさに京都の風情そのもの。職人が毎朝、敷地内の工房で仕込む豆腐は、大豆の香り豊かで、身体にやさしい味わいです。

 

おすすめは、湯豆腐を中心に7品が並ぶコース「昔どうふ一通り」。

豊かな大豆の香りがふわりと広がる“昔どうふ”は、職人が石臼で丁寧に挽き、手絞りで仕上げた逸品です。料理ごとに豆腐の種類を使い分け、ゆどうふには絹のようななめらかさを、田楽にはしっかりとした食感を生かしています

。昆布と鰹でとった自家製だしのやさしい味わいが豆腐の旨みを引き立て、口に含むたびに心がほどけるよう。湯気の立つ土鍋を囲みながら、からだも心も温まる、京都ならではの滋味深いひとときを楽しめます。

 

 

【八坂】「柚子屋旅館・一心居」で出会う、香り豊かな柚子雑炊

【八坂】「柚子屋旅館・一心居」で出会う、香り豊かな柚子雑炊

八坂神社のすぐ南、祇園の賑わいの中に静かに佇む「柚子屋旅館 一心居(いっしんきょ)」。築80年の古材を活かしたしっとりとした空間に、打ち水された石段や小滝の流れる庭園が美しく、まるで別世界に訪れたような穏やかな時間が流れます。

柚子の香りがふんわりと漂う館内では、季節の食材を生かした繊細な和食が味わえる「和のオーベルジュ」。宿泊者以外でも利用できるのが魅力です。

 

丸ごとの柚子が浮かぶ「柚子雑炊膳」は、白味噌仕立ての椀物に、16種類の彩り豊かなおばんざい、そして香り高い柚子雑炊がそろう贅沢な昼膳です。

おばんざいは京野菜や旬の恵みを丁寧に調理し、朱色の小鉢に美しく盛り付けられていて、目にも華やか。仕上げの雑炊は、柚子の爽やかな酸味とやさしい旨みが体に染みわたり、ほっと心がほどける味わいです。

 

 

【祇園】「祇園もりわき」で味わう、旬の彩りとおだし香る京料理

【祇園】「祇園もりわき」で味わう、旬の彩りとおだし香る京料理

祇園の花見小路を抜けた静かな路地奥に佇む「祇園もりわき」は、京都らしい風情と温もりが溶け合う小さな隠れ家。

6席のカウンターと1卓のテーブル席のみの落ち着いた空間には、木の香りがやさしく漂い、初めてでも心安らぐ雰囲気です。

 

こちらでは、旬の素材を生かした繊細なコース料理が楽しめます。おだしの香りが立つ椀物、彩り豊かな八寸、香ばしく焼き上げた魚やお肉料理、そして締めには香り高い自家製十割そばが登場。

なかでも、枕崎の鰹節と利尻昆布を使って目の前でひくおだしのパフォーマンスは感動ものです。ふわりと広がる香りと黄金色の旨みに、思わずため息がこぼれるはず。

 

 

【烏丸御池】京都の“すてき”が満載♪「京のSAKESORA」

【烏丸御池】京都の“すてき”が満載♪「京のSAKESORA」

地下鉄烏丸駅から徒歩5分ほどの細い路地にある2階建ての長屋に飲食店が軒を連ねる「三条食彩ろおじ 堺町の道」。お店のひとつ「京のSAKESORA(サケソラ)」は、京唐紙や組子を使った職人技が光る店内で、おばんざいをはじめとする京都らしい食事が楽しめます。

メニューは創作和食と京都のお酒。食材から調味料まで地元のものを使った食事が揃い、京都の全ブルワリーのクラフトビールや、40以上の蔵元から揃えた日本酒とのマリアージュも楽しめます。食事のメニューやお酒のラインナップ定期的に変わるので、何度訪れても新しい美味しさに出会えるはず。便利な街なかで、京都の今を感じてみては。

 

 

 

【京都市役所前】朝どれ京野菜に舌鼓♪「焼き野菜 五十家」

【京都市役所前】朝どれ京野菜に舌鼓♪「焼き野菜 五十家」 オープンキッチンのライブ感も楽しい店内。カウンターには届いたばかりの野菜が並ぶ

京都市内で飲食店や野菜の販売店を8つ展開する「五十家(いそや)グループ」。そのうちのひとつが高瀬川のほとりの「焼き野菜 五十家」です。大きな白木のカウンターと軒下の立ち飲みスペースが開放感たっぷり。京野菜をシンプルな焼き調理で楽しめます。

こちらの野菜は、府内の自社農園や協力農園でとれた新鮮なもの。定番の京野菜から市場であまり見かけない変わり種まで、毎日ずらりと並びます。

それぞれの野菜に合わせて火を入れたら、こだわりの調味料で素材の味を最大限に引き出して調理。琵琶湖特産の鮎の稚魚や夏の風物詩・ハモなどの魚や肉、ハーブと合わせたメニューも絶品です。

 

旬の野菜や果物がたっぷり。ハーブや薬味などもとれたてで香りのよさが際立つ

 

 

【阪急烏丸】生麩をピザやスイーツで♪「shibaF」

【阪急烏丸】生麩をピザやスイーツで♪「shibaF」 2階建の町家をリノベーションした店内はゆったりとした雰囲気で、さんぽ中のひと休みにもぴったり

阪急烏丸駅から徒歩10分ほどの場所にある「shibaF(シバフ)」。江戸時代後期に創業したといわれ、4代200年にわたる歴史を持つ京生麩の老舗「志場商店」が、伝統的な食材である生麩を気軽に楽しんでほしいとの思いからオープンしたカフェです。

メニューは、生麩の持つ和のイメージから離れた洋風が中心。シート状の生麩を生地にしたピザや麺として使ったパスタ、生麩のニョッキ入りカレーなど、オリジナリティあふれる料理が揃います。生麩を使ったスイーツも豊富。定番の生麩まんじゅうはもちろん、パフェやワッフルもあり、生麩のやさしい味わいやなめらかな食感を心ゆくまで楽しめます。

 

薄く伸ばした生麩を生地として使ったカリカリもちもちのピザはお店のスペシャリテ

 

 

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、京都らしいごはんを楽しめる京都市内各所のお店をまとめてご紹介しました。営業時間や定休日などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。

 

 

文:高柳涼子

 

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