京都市内の古民家カフェ6選〜築100年以上のもと商家から住み継がれてきた邸宅まで〜

提供:ことりっぷ

 

古くからの建物が数え切れないほどある古都・京都。伝統的な町家や特徴あるつくりの商家を改装した古民家カフェもたくさんあります。今回は京都市内で観光の途中にも立ち寄りやすいお店を6つまとめてご紹介。こだわりのメニューや特別な体験など、わざわざ行きたくなるお店ばかりです。食事やお茶を心なごむ空間でゆったり楽しんでくださいね。

 

 

【祇園四条】京都の味をせいろ蒸しでたっぷり。「祇園 ふじ寅」

【祇園四条】京都の味をせいろ蒸しでたっぷり。「祇園 ふじ寅」 京町家らしい奥行きのあるつくり。小部屋やテーブル席、坪庭を望む個室などがある

さんぽが楽しい定番の名所のひとつ、祇園。「祇園 ふじ寅」は、その一角で京都の素材をたっぷり使ったごはんやスイーツを楽しめる京町家カフェです。店主の祖母の実家であり、創作鉄板料理店だったこともある建物を受け継いでオープン。間取りや庭の植栽、調度品などもとの良さを生かしつつセルフリノベーションも取り入れた、温かな雰囲気がすてきです。

 

ランチの「季節のせいろごはん」。ほか、喫茶タイムにはせいろ蒸しのまんじゅうなど和の甘味を楽しめる

ランチにおすすめなのが「季節のせいろごはん」。8種の旬の野菜、ブランド豚、炊き込みごはんをミニせいろで蒸したヘルシーで美しいセットです。目利きで知られる西陣「ベジサラ舎」の野菜やうね乃の出汁、地元の人気店の薬味など、京都が香るメニューが揃います。

 

 

【三条京阪】ヴィーガンフードも絶品♪「TORIBA COFFEE」

【三条京阪】ヴィーガンフードも絶品♪「TORIBA COFFEE」 三条京阪駅から北に向かって徒歩7分ほど。「ト」の暖簾が目印

2023年2月、二条通にオープンした「TORIBA(トリバ) COFFEE KYOTO」。東京で人気の自家焙煎珈琲専門店です。築100年以上の建物は、2022年に惜しまれつつ閉店した老舗和菓子店「京華堂利保」だった場所。その前は呉服店だった歴史も持ち、呉服店時代の花頭窓や和菓子店時代のショーケースなど、建物の歴史を静かに物語るディテールが満載です。

 

「たまごサンドのようなサンドイッチ」。見た目も味もヴィーガンとは思えない軽食やスイーツが揃う

コーヒーはフレッシュな自家焙煎。ハワイ島の自家農園産をはじめ、京都の水に合わせたブレンドや京番茶、ハーブティーまで味も香りも豊かに揃います。食感と味つけが絶妙なヴィーガンフードも注目。サンドイッチやスイーツなど心が弾むメニューが並びます。

 

 

【伏見稲荷】焼くのも楽しい「囲炉裏茶屋 ななころびやおき」

【伏見稲荷】焼くのも楽しい「囲炉裏茶屋 ななころびやおき」 お店の名前の通り、目の前は囲炉裏。和モダンな雰囲気がすてき

千本鳥居でも知られる伏見稲荷に近い駅のひとつ、京阪伏見稲荷駅から徒歩2分ほどの予約制カフェ「囲炉裏茶屋 ななころびやおき」。店内は京町家ならではの奥行きを生かした長いカウンター席とその前の囲炉裏というユニークな造りで、目の前の囲炉裏で自分で焼いたお団子や、あつあつの土鍋料理をできたてで楽しめます。

 

お団子は京豆腐が練り込まれてやわらかな食感。京都らしい生麩も楽しい

看板メニューの「ななころびやおきセット」(写真)は京都らしさを堪能できるセット。串に刺さったお団子や生麩、生八ッ橋など5種を、目の前の網で焼いていただきます。香ばしい食感や湯気、好みで選んだお茶の香りなどを五感で楽しめます。

 

 

【祇園四条】温かなおもてなしにほっこり♪「ろじうさぎ」

【祇園四条】温かなおもてなしにほっこり♪「ろじうさぎ」 2012年にオープン。レトロでくつろげる雰囲気のお座敷席には京都に関する本も並ぶ

祇園甲部、祇園東、先斗町、上七軒とともに「京都五花街」のひとつに数えられ、歌舞伎役者に愛されてきた宮川町。その路地裏にある「ろじうさぎ」は、京都のさまざまな魅力を堪能できる町家カフェ。地上3階・地下1階と庭もある店内で、ゆったり過ごせます。

 

和モーニングからランチ&カフェまで、心をこめて手づくり。お店の周囲では舞妓さんを見かけることも多い

歌舞練場が近くにあり、店内や周囲でお稽古に通う芸舞妓さんの姿を見かけることも多いこちら。普通なら会うだけでもハードルが高い芸舞妓さんと過ごせるイベントを数多く開催しているのも魅力です。お店でおしゃべりやゲームをしたり、間近で芸を見せてもらったり、一緒におでかけしたり。さまざまな企画があるので、ぜひチェックしてみましょう。

 

 

【烏丸御池】庭園もすてきな登録有形文化財の隠れ家「麓寿庵」

【烏丸御池】庭園もすてきな登録有形文化財の隠れ家「麓寿庵」 100年以上の時を刻む優美な邸宅。お願いすれば建築の見どころも案内してもらえる

京都の真ん中、にぎわいのあるオフィス街・烏丸。そんな街なかにあることを忘れてしまう空間で、非日常感たっぷりに過ごせるのが「麓寿庵(ろくじゅあん)」です。建物は、明治・大正期に活躍した日本画家・今尾景年が晩年を過ごした邸宅で、国の登録有形文化財。平安・鎌倉時代の石灯籠も配された3つの庭園もため息が出る美しさです。

 

添えられた抹茶塩、岩塩、藻塩も風味を引き立てる「鴨粥」※14:00~17:30は提供なし

メニューも特別感たっぷり。鴨の出汁で炊いたお粥や、低温調理の鴨料理が味わえるお膳「鴨粥」や、ガラス細工のようなわらび餅の中にエディブルフラワーをとじこめた「華わらび」、ほうじ茶や抹茶など極上のお茶などをおともに、至福のひとときを過ごせます。

 

 

【五条】古きよき時代が香るおばんざい町家カフェ「食と森」

【五条】古きよき時代が香るおばんざい町家カフェ「食と森」 建物はもと豆腐店。そんな歴史にちなんで豆腐や豆乳を使ったメニューも

市営地下鉄五条駅から徒歩9分、京都駅からも10分ほどで歩ける「食と森」。西本願寺と東本願寺の間の路地にある大正時代の町家をリノベーションしたお店です。残っていたタンスなどの家具や、額入り障子などをそのまま使い、モダンでありながらレトロな雰囲気も生かした温かな空間。親戚や友人宅を訪れたような気分にさせてくれます。

 

クラシカルな見た目もかわいい「丹波のたまごプリン」

メニューは京野菜をふんだんに使ったおばんざいのランチや、こだわりのスイーツ、ドリンクなど。食事にもお茶にもぴったりです。店主の松田さんは国内外の星付きフレンチやイタリアンの経歴の持ち主。洋の素材や調理法も取り入れた新しい味わいを楽しめます。

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介したお店の中から、心なごむ古民家空間でランチやスイーツを楽しめる京都市内のお店をまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。

 

 

文:文/高柳涼子

 

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