昭和の時をとどめたすてきなレトロ喫茶にときめく♪京都・上賀茂「ひめりんご」

昭和の時をとどめたすてきなレトロ喫茶にときめく♪  京都・上賀茂「ひめりんご」

提供:ことりっぷ

 

京都・洛北の賀茂川のほとりで半世紀近くの時を刻む喫茶店「ひめりんご」。

冬から春はあまおういちご、夏はシャインマスカットといった旬のフレッシュな果物が主役のフルーツサンド、バリエーションの豊富なパフェなど、創業の頃から変わらないメニューとノスタルジーを感じさせるたたずまいが訪れる人をときめかせています。

 

 

世界遺産・上賀茂神社の北へ

世界遺産・上賀茂神社の北へ 季節の花や植物が寄り添う外観

鴨川の上流にあたる賀茂川沿いの街道を、上賀茂神社前に架かる御薗橋よりもさらに北へ進んだところに「ひめりんご」はあります。公共交通機関を利用する場合は、市バス・西賀茂車庫前から歩いて5分ほど。お店の前に駐車場があるのでドライブの途中に訪れるのも便利です。

 

街道沿いに掲げるこちらの看板が目印 内外に散りばめられたりんごモチーフを探してみて 扉を開ける瞬間も思わずキュン

 

昭和の時をとどめた空間

昭和の時をとどめた空間 街道側の喫茶ルームにはカウンター席とテーブル席がある

「ひめりんご」は、1978(昭和53)年にマスターの藤木靖夫さんと奥さまがオープン。愛らしい店名は、建築デザインを依頼した画家兼建築家の子どもさんの発案なのだとか。

レースのカーテン越しに差し込む淡い光が、刻一刻と表情を変えながら飴色の空間を照らします。ジャズのBGMと相まって、ひとりでも落ち着ける雰囲気です。

 

賀茂川を縁取る木々が借景に どこを切り取ってもフォトジェニック 天井に灯る照明の凝ったデザインにも注目 もうひとつの喫茶ルームはこちらへ

カウンター席の裏手には、もうひとつの喫茶ルームもあります。石膏の胸像やティーウェアを飾ったマントルピースや、赤いビロードのソファが印象的。ステンドグラスのランプや西洋の陶磁器の人形が窓辺を彩り、優美な雰囲気が漂います。

 

ゆったりと腰を下ろしてくつろげる お気に入りの席がきっと見つかる

 

季節替わりの個性派フルーツサンド

季節替わりの個性派フルーツサンド 「フルーツサンド」1,300円、ブレンドコーヒー600円

フルーツサンドといえば喫茶店の王道メニューのひとつですが、こちらは京都のベーカリーに特注するというブラウンパンを使用。中に挟む果物は、春のあまおういちごにはじまり、季節の移ろいとともに変わります。このときは、シャインマスカットとキウイフルーツ、バナナ、黄桃の、淡いグリーンとイエローでまとめられていました。

「果物が主役になるよう、乳脂肪分は少なめに。ホイップクリームと隠し味のいちごジャムはできるだけ薄めに塗っています」とマスター。

 

バリエーション豊富なパフェ

バリエーション豊富なパフェ 「ひめりんごパフェ」1,500円

パフェは、チョコレートパフェ、キャラメルパフェなど全9種。フルーツパフェやヨーグルトパフェを飾る果物は新鮮なおいしさを楽しめるよう注文を受けてからカットするといったように、一品一品ていねいに、心を込めて作り上げています。
人気の「ひめりんごパフェ」は、バニラアイスクリームの上にまるくくり抜いたメロンシャーベットを重ねた、見た目もキュートなパフェです。

 

りんごの木に止まる鳥たちのように、ひととき羽を休めて

おふたりの柔和な笑顔と、ノスタルジーを感じる空間が居心地よく、再訪を誓いたくなる一軒です。

 

 

文:佐藤理菜子 写真:マツダナオキ

 

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