オルゴールを聞きながらカフェタイムも♪歴史と技術が生み出す音色に癒される「ニデックオルゴール記念館すわのね」

オルゴールを聞きながらカフェタイムも♪歴史と技術が生み出す音色に癒される「ニデックオルゴール記念館すわのね」

提供:ことりっぷ

 

美しい音色はもちろん、精巧に作られたゼンマイ仕掛け、それを守りインテリアや宝飾品のように鑑賞できるフォルムに心ときめく、オルゴール。日本では戦後から製造が盛んになり、その一大産地が下諏訪でした。

今回はそんなオルゴールの産地にある、オルゴールの歴史や技術を知ることができる場所を訪ねました。貴重なオルゴールの音色を聴いたり、組み立てからオルゴール作りを体験したりと、オルゴールの世界を満喫することができましたよ。

 

 

諏訪大社秋宮の参道に佇む、オルゴール記念館

諏訪大社秋宮の参道に佇む、オルゴール記念館

長野県諏訪地方は、歴史的な背景と良質な水資源・湿度の低い気候など環境的要因から時計などの精密機器産業が発展した土地として知られています。中でも戦後から日本での生産が本格化したオルゴールは、精密部品が生み出す芸術作品として下諏訪町で生産され、下諏訪はオルゴールの街として知られるようになりました。

「ニデックオルゴール記念館すわのね」は、そんな日本随一のオルゴール製造の地にある、オルゴールをテーマにしたミュージアム。諏訪大社秋宮の参道沿いにある瀟洒な建物からさまざまな形でオルゴールの魅力を発信しています。

 

日本と世界のオルゴールの歴史を紹介

日本と世界のオルゴールの歴史を紹介

1Fの展示室では、日本におけるオルゴールの歴史を年表と共に紹介。諏訪で創業した精密機器メーカー「三協精機」が国産オルゴールを本格的に製造し、1970年代には世界シェアも90%を超え、下諏訪はオルゴールの一大産地となりました。

例えば受話器を置くと保留音として音楽が流れる「テレフォンオルゴール」は、昭和の家庭には必ず1台あったという実用的なオルゴール。オルゴールで培った技術によりその後もさまざな商品を開発していきました。

 

2Fは世界の貴重なオルゴールがずらりと並ぶ音楽ホールのような空間になっています。スイスで200年以上前に誕生したといわれるオルゴール。その後ディスクを変えていろいろな曲を奏でることができるディスクオルゴールが登場し、ドイツを中心に発展します。

 

ディスクオルゴールの発明により多彩な曲を奏でることができるように

展示されているディスクオルゴールの一部は実際にその音色を聞くこともできますよ。100年近く前から変わらない、その奥深い響きをぜひご堪能ください。オルゴールの中には、からくりが動いたり、さまざまな楽器の音がしたりと、趣向を凝らしたものもあり、人々を楽しませる道具として、親しまれていたことを知ることができます。

 

移動もできる、手回しのオルゴール

 

自分でオルゴールを作ってその技術の凄さを体感

自分でオルゴールを作ってその技術の凄さを体感 曲名がずらりと並んだパーツボックス

館内には体験工房もあり、自分でオルゴールの機械を組み立てることができる国内でも珍しい「オルゴール組み立て体験」をすることができますよ。

体験では、まず曲選びをします。約700曲の中から選べるのもオルゴールメーカーが運営する施設だからこそ。自分のお気に入りの曲や思い出の曲がきっと見つかるはずです。オルゴールを入れる箱やぬいぐるみも15種類以上から選ぶことができます。

 

振動板は曲に合わせて削られていてこれが響きを生み出します

曲と箱を選んだら組み立てへ。さまざまなパーツの紹介があり、オルゴールの仕組みも体験により知ることができます。一番大事なのが、シリンダーと呼ばれる突起のついた回転ドラムと振動板の固定。振動板が突起をはじくために、ちょうどいい場所に置いて固定しないと音の響きがまったく変わってしまうので、ここは職人さんに手伝ってもらいます。振動板も曲ごとに音程に合わせて削られていて、曲を奏でるために精巧な技術が必要なことがわかります。

 

宝石のような美しさや楽しい仕掛けも。多彩なオルゴールを贈り物に

宝石のような美しさや楽しい仕掛けも。多彩なオルゴールを贈り物に その構造がよくわかるクリアボックス入りの手回しオルゴール

ショップコーナーにもさまざまなオルゴールがあり、ほとんどの商品は体験でも選んだ約700曲の中から好きな曲を選ぶことができます。木のおもちゃにオルゴールを入れて、動かすと音が鳴るようにしたものや、好きな写真や絵を飾れるフォトフレームに内蔵したオルゴールなど、日常の暮らしに寄り添ったオルゴールもありましたよ。

 

アンチモニーの宝石箱(5,610円)

木工作家やガラス作家が作り上げた、オルゴールはまさに芸術作品。東京の町工場で生まれ、今では伝統工芸品にも指定されている鋳物「アンチモニー」のジュエリーボックス型のオルゴールは、その気品ある佇まいで記念日などの贈り物しても喜ばれそうです。

 

館内のカフェでオルゴールを聞きながらティータイム

館内のカフェでオルゴールを聞きながらティータイム 1Fにあるカフェスペース

館内にはカフェスペースもあり、アンティークオルゴールの調べを愉しみながらティータイムを過ごすことができます。季節のケーキセットやパスタなどの軽食も楽しめ、ティールームだけでも立ち寄れるので、地元の人にとっても憩いの場所。よく見ると壁の間接照明は、カバーにディスクオルゴールの突起が施された本物のディスクが使われていて、漏れる光からもオルゴールの繊細な仕事が感じられますよ。

 

コーヒーと季節のケーキでほっとひと息 オルゴールのディスクがランプシェードに

オルゴールの美しい調べを楽しみながら、その技術の凄さを学び、体験できる「ニデックオルゴール記念館すわのね」。アナログな音の響きがいつの時代も人の心を癒してくれる、オルゴール。その不思議な魅力をここ下諏訪で、ぜひ体験してみてくださいね。

 

 

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