福を呼び込む港町さんぽ♪ひとり旅で訪ねたい、静岡・清水のおいしい&かわいい開運ルート

福を呼び込む港町さんぽ♪ ひとり旅で訪ねたい、静岡・清水のおいしい&かわいい開運ルート

提供:ことりっぷ

 

富士山を仰ぐ、駿河湾に面した静岡市清水区。日本三大美港のひとつに数えられるこの街には、世界遺産の「三保松原」や、乙女心をくすぐる開運スポット、SNSで話題の市場グルメなど、心惹かれる見どころが盛りだくさん。お目当ての場所がぎゅっと集まっているから、自分のペースで歩きたいひとり旅にもぴったりです。

そんなおひとり様にやさしい清水で、ハッピーに満たされる港町さんぽを楽しみましょう。

 

 

波音をBGMに「三保松原」の絶景を眺めてリフレッシュ

波音をBGMに「三保松原」の絶景を眺めてリフレッシュ 駿河湾をなぞる砂浜の先に、松林と富士山が顔を出す「三保松原」(提供:静岡市)

港町さんぽの始まりは、清水を代表するパワースポットから。

JR清水駅近くの乗り場から、水上バスに揺られること約15分。きらきら光る海を渡って三保半島へ上陸すれば、世界文化遺産の構成資産「三保松原」に到着します。

日本一深い駿河湾、青々とした緑の松林、そして雄大にそびえる富士山。この3つが揃う景色は、歌川広重の浮世絵にも描かれた「日本の原風景」そのもの。時を超えて愛されてきたその美しさを前に、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。

 

樹齢約300年、高さ約11メートル、幹の太さは1メートルを超える「羽衣の松」

絶景を楽しんでリフレッシュした後は、神秘的な伝説が残る「松」に会いに行きましょう。

松林の中にどっしりと構えているのが、天女が羽衣をかけたと言い伝えられる「羽衣の松」。この松は長い歴史の中で大切に守り継がれ、現在は3代目がその名を引き継いでいます。

海に向かって大きく枝を広げたその姿は、今にも天女が舞い降りてきそうなほど神秘的。ただ眺めているだけで、日常の小さな悩みごとが、すっ…と遠のいていくようです。

 

 

「神の道」を通って「御穂神社」へ

「神の道」を通って「御穂神社」へ 頭上すれすれの松に出会うことも

約5kmも続く松林の中には、「羽衣の松」から真っ直ぐに伸びる「神の道」があります。その名の通り、ここは“神様が通る”とされる神聖な場所。約500mにわたって木製のボードウォークが整備されており、のんびりおさんぽするのにも最適です。

両サイドには、空を覆い尽くすほどの松の枝葉が。ひしひしと伝わる巨木の生命力を肌で感じながら、歩を進めましょう。

 

天女と神馬が見守る、三保の古社「御穂神社」

天女と神馬が見守る、三保の古社「御穂神社」 はっきりとした創建が不詳とされるほどの古社

木漏れ日に包まれた道を通り抜けた先に待っているのは、三保松原の守り神である「御穂神社(みほじんじゃ)」。

こちらは、平安時代の書物「延喜式(えんぎしき)」にもその名が記されている、歴史深い古社。1000年以上前から、この地を見守り続けてきました。

祀られているのは、大己貴命(おおなむちのみこと)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)の夫婦の神様。

 

「三保松原守り」(1,200円)、「羽衣守」(1,000円)

参拝のあとは、「御穂神社」ならではのお守りを手に取って。天女が描かれた「三保松原守り」は、夫婦神の伝説や天女の物語にちなみ、良縁成就や夫婦和合を願う人にぴったりのお守り。そして、松林と波の紋様が美しい「羽衣守」は松の強い生命力にあやかり、健康長寿や開運のご利益があるとされています。

 

「三保松原特別御朱印」(2,000円)

旅の証として持ち帰りたくなる「御朱印」もぜひ。おすすめは、世界文化遺産登録11周年を記念して生まれた、アートな御朱印。天女の舞い降りる松原と富士山の絶景が、鮮やかな色彩で描かれた特別な1枚です。光に当たると、キラキラしてすてき。

 

「御穂神社」にきたら、白い神馬(しんめ)へお参りもお忘れなく。

かつて三保半島が松林に覆われていた頃、周囲には野生の馬が神馬として生息していました。鎌倉時代には源頼朝が神馬を奉納したという記録もあり、この地と馬のゆかりはとても深いもの。

境内の神馬舎(しんめしゃ)に佇む白馬には、「鼻をなでながら祈ると願いが成就する」という言い伝えがあり、隠れたパワースポットとして人気を集めています。

 

「白馬みくじ」(200円)

ここで出会えるのは、愛らしい「白馬みくじ」です。つぶらな瞳がなんともキュート。結び所に結ぶのはもちろん、日々の生活にそっと寄り添うラッキーアイテムとして、持ち帰るのもすてき♪

 

 

活気あふれる「河岸の市」を気ままに散策

活気あふれる「河岸の市」を気ままに散策 ストレスフリーなアクセスも「河岸の市」の魅力

続いて向かうのは、2025年にリニューアルしたばかりの「河岸の市」。

アクセスは、御穂神社前からバスに揺られて約20分。「清水駅」で降りたら、新しくなった直結通路を通ってすぐ。潮風に誘われるように歩けば、3分ほどで活気あふれる「河岸の市」に到着です。

「河岸の市」には、活気ある市場の雰囲気でお買いものを楽しめる「いちば館」と、お腹いっぱいマグロを味わえる「まぐろ館」の2つがあります。

まずは「いちば館」で、お土産をチェック。

 

「いちば館」1階に店舗を構える、海鮮珍味専門店の「海鮮組!!」

モダンに生まれ変わった館内は、これまでの市場のイメージを覆すスタイリッシュな雰囲気。おひとりさまでも歩きやすく、自分のペースでゆったりと過ごせます。

1階には個性が光る全18店舗が並び、宝探し気分でお店をチェックするのも旅の醍醐味。さらにすぐ裏手にはフェリー乗り場もあり、乗船までの空き時間に海鮮を味わったり、お土産を探すのにもちょうどいいロケーションです。

 

 

「まぐろ館」のととすけで、満腹まぐろランチ

「まぐろ館」のととすけで、満腹まぐろランチ

お目当ては、行列の絶えない人気店「ととすけ」。こちらは、冷凍マグロ専用の運送会社が営むお店。「まぐろ館」の2階にあり、窓の外にはきらきらと輝く、清水港のオーシャンビューが広がります。

 

「まぐろトロ三昧定食」(2,530円)

一番人気のメニューは、ランチにぴったりの「まぐろトロ三昧定食」。

木のぬくもりあふれる桶の中には、本まぐろ(または南マグロ)をはじめ、メバチマグロ、トロびんちょう、トロすき身、そして香ばしいまぐろ漬け炙りの5種がずらり。名物の「ととすけ揚げ」も添えられた、まさにマグロづくしの豪華な一膳です。

ぱくっと頬張れ、想像以上のおいしさにびっくり。さまざまなまぐろの旨みが溶け合い、お箸を持つ手が止まりません。

おいしさの秘密は、マイナス60度の超低温を保つプロの運送技術。鮮度を一切落とさずに届けてくれるから、水揚げされたばかりのような濃厚な旨みを、そのままいただくことができます。

 

ランチの後、「まぐろ館」の2階で見つけたのは、なんと「缶詰」の自動販売機。静岡名産のツナ缶やご当地カレーなど、バラエティ豊かな一缶が並びます。手軽に買えるので、自分への小さなお土産や、旅の思い出にひとつ選んでみるのも面白い♪

 

 

「渋川園」の本格抹茶ラテ

「渋川園」の本格抹茶ラテ 木を基調としたモダンな「渋川園」

次は、甘いものでひと休み。立ち寄ったのは、昭和47創業の老舗茶屋「渋川園」。「いちば館」の移転リニューアルに合わせ、お店も装いを一新。モダンなデザインが目を引く、おしゃれな空間へと生まれ変わりました。

 

「抹茶ラテクリーム」(480円)

おすすめは、抹茶ラテに生クリームがのった「抹茶ラテクリーム」。ベースとなるのは、老舗の目利きで選ばれた良質な静岡県産抹茶です。静岡抹茶のストレートな濃さを活かしつつ、後味はスッキリとクリーミーな味わい。生クリームを混ぜて口に運べば、一気にスイーツ感がアップします。

 

爽やかな海風を感じる清水は、心がほどける景色があちこちに。港町ならではの、市場グルメや、思わずカメラを向けたくなる「かわいい」もぎゅっと詰まっています。

週末、ふらっと気分転換したくなったら、清水でとっておきの休日を過ごしに出かけませんか?

 

 

文:安藤美紀

 

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