北海道の中央部に位置する美唄(びばい)市は、冬になると一帯が雪に覆われ、見渡す限り白銀に染まります。そんな美唄で思いきり雪遊びを満喫できるのが、「Alpen SNOWLAND BIBAI」です。
札幌から車で約1時間とアクセス便利、小さな子どもと一緒に楽しめるスノーアクティビティが満載のスポットの楽しみ方を、周辺の温泉やグルメ情報と合わせて紹介します。
目次
「Alpen SNOWLAND BIBAI」へのアクセス・服装について
「Alpen SNOWLAND BIBAI」へ車で向かう場合は、まず道央自動車道「美唄」ICへ。札幌方面からは「札幌」ICを通って約40分、新千歳空港から向かう場合は「新千歳空港」ICを経由して約1時間10分。「美唄」ICからは約10分で到着します。
旭川方面からは、道央自動車道「旭川鷹栖(あさひかわたかす)」ICを通って50分ほど車を走らせ、「奈井江砂川(ないえすながわ)」ICへ。そこから「Alpen SNOWLAND BIBAI」まで約15分です。
公共交通機関を利用する際の最寄駅はJR「美唄」駅。JR「札幌」駅からは、特急「ライラック」か「カムイ」(旭川行)に乗って約35分です。
新千歳空港からは、JR「新千歳空港」駅で快速エアポートに乗って「札幌」駅へ向かい(約40分)、そこから特急「ライラック」「カムイ」に乗り換えましょう。JR「旭川」駅から目指す際も、特急「ライラック」「カムイ」(札幌行)を利用して50分ほどで「美唄」駅に到着です。
「美唄」駅からは、「Alpen SNOWLAND BIBAI」への無料シャトルバス(事前予約制)を利用しましょう。詳細は公式サイトで確認できます。
服装や持ち物について
美唄市が位置するのは、北海道でも有数の豪雪地帯として知られる南空知(みなみそらち)エリア。多いところでは年間6メートル以上の積雪があるため、しっかりと寒さ対策をして訪れましょう。
上下のスノーウェアや、スノーブーツ、グローブ、ニット帽、ネックウォーマーなど、防寒・防水用アイテムを持参しておくと安心です。
アクティビティで汗をかくこともあるので、ベース(インナー)、ミドル、アウターなど重ね着をして、着脱しやすい服装を選びましょう。そのほか、カイロやゴーグル、サングラスもあると便利です。雪による照り返しもあるので、日焼け止めもお忘れなく。
「Alpen SNOWLAND BIBAI」では、ウェア、パンツ、シューズ、グローブのレンタルが可能。また、受付のそばにあるショップでは防寒グッズも販売しています。服装の準備をしてこなかった人や、防寒着が不十分だった場合も安心です。
日本最大級のスノーアクティビティ施設
敷地面積が125万平米と、日本最大級の規模を誇る「Alpen SNOWLAND BIBAI」。運営しているのは全国に約400のスポーツ店を展開するアルペングループです。
もともと、夏季シーズンに「GOLF5カントリー美唄コース」というゴルフ場として営業していましたが、2017年から「美唄スノーランド」として本格的な冬営業をスタート。そして、2025年12月6日から「Alpen SNOWLAND BIBAI」に名称を変更しました。
長年スポーツに携わってきたノウハウを生かし、スノーモービルやスノーラフティングをはじめとしたスノーアクティビティプログラムを展開しています。
「Alpen SNOWLAND BIBAI」のある空知地方は、北海道のほぼ中央に広がる壮大な平野。かつては炭鉱の街として栄えていました。現在の主力産業は農業で、お米や小麦、アスパラなどの産地として知られています。そのため、周辺には田園が広がり、冬になると一面が銀世界に。
名峰・樺戸連山(かばとれんざん)が遠くに見え、空の青と山々の稜線、白に埋め尽くされた大地は、目を奪われるほど美しい光景です。
受付を済ませて、いざ雪遊びへ!
「Alpen SNOWLAND BIBAI」に到着したら、まずは入口にある「クラブハウス」へ。入場料(大人2,000円、12歳以下1,000円、3歳以下無料※要事前予約)だけで利用可能な無料アクティビティと、追加料金が必要な有料アクティビティの2種類が体験できます。
有料アクティビティを時間無制限の乗り放題で楽しめるプランもあるので、思う存分アクティビティを満喫したい人には、こちらがおすすめ。有料アクティビティや乗り放題プランは公式サイトであらかじめ予約可能です。
クラブハウスにはロッカーが用意されているので、荷物や貴重品はここに預けましょう。
子どもも大人も一緒に遊べる、無料スノーアクティビティ
受付を済ませたら、早速、アクティビティエリアへ! エリアは大きく分けて無料エリアと有料エリアの2つ。まずは、入場料だけで遊べる無料エリアのアクティビティをご紹介します。
スノーチュービング
雪山をソリやチューブ(大きなタイヤのようなゴム製の輪)に乗って滑り降りる「スノーチューブ」は、雪遊びの定番です。
無料エリアの一番奥に、小高い雪山の特設コースがあります。そのふもとにチューブが並んでいるので、頂上まで引っ張っていきましょう。
小高い雪山は一見低く見えますが、高さは5メートルほどあり、滑ってみると大人でもスリル満点! チューブの乗り方などは係員が丁寧に教えてくれるので、子どもだけでも安心して遊べます。
スノーチュービング
- 料金
- 無料
- 利用条件
- 3歳以上
バブルボール
無料エリア内には、透明で大きな「バブルボール」も。
ボールの中に入って広い雪原の上を転がったり、友だちや親子でぶつけ合って遊んだりと、今まで味わったことのないような新しい体験ができるはず。
バブルボール
- 料金
- 無料
- 利用条件
- なし
ファットバイク
極太タイヤの「ファットバイク」に乗って、雪上を走ることも可能です。タイヤはマウンテンバイクの2倍ほどの大きさがあるため、舗装されていない道でも安定感抜群。
ハンドル越しに伝わる雪を踏んだ感触と、顔をなでる冷たい冬の風が爽快!
ファットバイク
- 料金
- 無料
- 利用条件
- 12歳以上
ほかにも無料エリア内には、雪上サッカーや雪合戦コーナーなど多彩な遊びが満載です。
クラブハウスの屋上には景色を一望できるテラスもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
さらにワイルドに雪を満喫できる、有料アクティビティ
有料エリアでは、「スノーラフティング」「ミニスノーモービル」「4輪バギー」の3種類を体験できます。利用料金はそれぞれ1回大人2,000円、子ども1,500円。
「お得な乗り放題プラン」では、時間内に何度でも利用可能です。同じアクティビティを何度も体験する場合、その都度、受付へ戻って精算する必要がありますが、乗り放題プランなら受付時に渡された腕章を各アクティビティの係員に見せるだけでOK。ただし、1回終わったあとは、再び列の最後尾に並んで順番を待ちましょう。
お得な乗り放題プラン
- 料金
- [1日(9:00~15:30)]大人8,000円、子ども5,000円
[午後(13:00~15:30)]大人5,000円、子ども3,000円
また、有料アクティビティは安全のため、ヘルメットの着用が必須です。ヘルメットはエリア内の貸し出し室で、無料でレンタルできます。
スノーラフティング
ゴムボートを大型のスノーモービルで引っ張ってもらう「スノーラフティング」も。
エリア内に設けられた専用コースは起伏があり、迫力満点! スノーモービルがアップダウンする衝撃や、雪しぶきが上がるほどのドリフト横すべりなど、思わず叫んでしまうほど大興奮すること間違いなし。
スノーラフティング
- 料金
- 大人2,000円、子ども1,500円
- 利用条件
- 3歳以上
- 定員
- 最大4人まで
ミニスノーモービル
引っ張ってもらうだけでなく、自分でスノーモービルを運転してみたい人は、「ミニスノーモービル」がぴったり。小さいスノーモービルに乗って、1周100メートルの円形コースを3周することができます。
雪上をゴーカートのような感覚で運転できるので、子ども1人でも利用可能です。
ミニスノーモービル
- 料金
- 大人2,000円、子ども1,500円
- 利用条件
- 6歳以上
4輪バギー
景色を眺めながら余裕を持って走りたいときは、安定感抜群の「4輪バギー」もおすすめ。「ミニスノーモービル」や無料エリアの「ファットバイク」は停車の際、倒れないように足で支える必要がありますが、「4輪バギー」は停車時も倒れない設計なので安心です。
1回につき100メートルのコースを3周することができます。
4輪バギー
- 料金
- 大人2,000円
- 利用条件
- 13歳以上
ツーリングプランなど、そのほかのオプションも魅力
雪景色やスノーアクティビティを堪能できるコンテンツはまだまだ盛りだくさん。
スノータクシー
のんびりと景色を満喫するなら、スノーモービルとゴンドラを連結させた「スノータクシー」(1回1,000円)が最適です。
30分ほどかけてコースをゆっくり周遊してくれるので、一面の銀世界を存分に楽しめます。運動で疲れたあとの小休憩にもぴったりですね。
スノータクシー
- 利用料金
- 1回1,000円
- 利用条件
- なし
- 定員
- 最大8人まで
スノーモービルツーリング
5キロメートル、10キロメートルのきれいなグルーミングバーンコースを駆け抜ける「スノーモービルツーリング」(事前予約制)は一番人気。風を感じながら雄大な雪原を駆け抜ければ、冬ならではの北海道の大自然を存分に堪能できます。
スノーモービルは全32台用意されているので、団体でも利用可能です。
タイミングがよければ、ツアー中に美しいサンセットが見られます。キタキツネやウサギなどの野生動物と遭遇することもあるそうですよ。
スノーモービルツーリング
- 利用料金
- [5km(約20分)]1人12,000円、2人乗車15,000円
[10km(約50分)]1人15,000円、2人乗車18,000円(360度ビューエリア休憩付) - 利用条件
- 16歳以上
※2人乗りの後部座席は6歳以上
遊んだあとは、ランチやお土産ショッピング
雪遊びを満喫したあとは、クラブハウスに戻ってゆっくり過ごしましょう。
クラブハウスにあるレストラン(事前予約制)では、雪景色を眺めながらビュッフェ付ランチが味わえます。
サケやえび、ホタテなどがたっぷり入った海鮮鍋やいくら丼、カレーライス、焼き鳥丼など豊富なメニュー。
ビュッフェは揚げ物を中心に煮物やロールキャベツ、ご飯に味噌汁、デザート類と充実のラインナップです。
レストラン
- 営業時間
- 11:00〜15:00(L.O.14:30)
- 料金
- メニューにより異なる
さらにクラブハウスには、お土産や防寒グッズをそろえたショップ、レストコーナーがあります。
ショップには防寒グッズだけでなく、かわいい雪だるまの器に入った地酒「雪国のだるま」(2,000円)など、お土産にぴったりの商品も並んでいるのでチェックしてみてください。
Alpen SNOWLAND BIBAI
- 住所
- 北海道美唄市字茶志内250-1
- 営業期間
- 12月中旬~3月中旬
2025年12月6日~2026年3月22日 - 営業時間
- 9:00~16:15(最終入場15:00)
※要事前予約(前日まで) - 定休日
- 営業期間中は無休
- 入場料金
- 大人2,000円、12歳以下1,000円、3歳以下無料
※有料アクティビティは別途料金 - 公式サイト
- Alpen SNOWLAND BIBAI
「Alpen SNOWLAND BIBAI」周辺のおすすめスポット
「青の洞窟温泉 ピパの湯ゆ〜りん館」でリフレッシュ
「Alpen SNOWLAND BIBAI」から車で約15分、美唄市内を望む高台には「青の洞窟温泉 ピパの湯ゆ〜りん館」があります。
こちらは、夜になるとブルーにライトアップされる青の洞窟温泉が名物。地元の人や観光客でにぎわう温泉宿泊施設です。日帰り入浴もできるので、「Alpen SNOWLAND BIBAI」で遊び疲れたあとは、ここで一汗流しましょう。
青の洞窟温泉 ピパの湯ゆ〜りん館
- 住所
- 北海道美唄市東明町3区
- 営業時間
- [日帰り入浴]7:00~21:00(最終受付20:30)
- 定休日
- なし(年に2回休館日あり)
- 入浴料金
- 大人650円、子ども(小学生以下)300円、幼児(3歳以下)無料
「ドライブインしらかば茶屋」で美唄名物「とりめし」を味わう
「Alpen SNOWLAND BIBAI」から車で約3分の場所にあるのは「ドライブインしらかば茶屋」。札幌~旭川間を結ぶ日本一長い直線道路・国道12号線沿いに建つお店です。
「塩ラーメンセット」(1,200円)を頼むと、美唄市の名物・とりめしとシンプルな塩ラーメンを同時に楽しむことができます。
優しい味わいの塩ラーメンは、一口食べると鶏ガラだしが身体に染み渡り、冷えた体を一気に温めてくれます。鶏ガラと野菜を8時間ほどじっくり煮込んだスープで炊いたしょうゆ味のとりめしは、素朴であっさりしながらも、鶏のだしとタマネギの甘味が効いた滋味深い一品です。
ドライブインしらかば茶屋
- 住所
- 北海道美唄市茶志内3区
- 営業時間
- 11:00~18:00(L.O.17:30)
※とりめしがなくなり次第終了 - 定休日
- 第1、3、5火曜日
スノーボードやスキーといった定番はもちろん、冬の北海道をとことん満喫できる「Alpen SNOWLAND BIBAI」。スノーラフティングやスノーモービル、4輪バギーなど、北海道でも有数の豪雪地帯という立地を生かしたスノーアクティビティが満載です!
周辺には温泉宿も点在しているので、1日中雪遊びを満喫し、そのあとはゆったりと滞在を楽しんでみてはいかがでしょうか。
取材・文/柏崎 直人 撮影/加藤ミチロウ


