登別温泉や定山渓温泉と並び、北海道を代表する温泉地のひとつとして知られる函館・湯の川温泉。その湯の川温泉にたたずむ「イマジンホテル&リゾート函館」は、海を望むロケーションが魅力の温泉ホテルです。
最上階の展望露天風呂からは津軽海峡を一望。夕食ではカニの食べ放題、朝食ではイクラの醤油漬けが食べ放題で用意され、函館らしい食の楽しみもそろいます。オーシャンビューの温泉と充実した食事、館内施設まで満喫した、1泊2日の滞在をご紹介します。
アクセス
函館空港から車で約5分。海沿いの絶景ホテルへ
「日本一空港に近い温泉街」として知られる函館・湯の川温泉に位置する「イマジンホテル&リゾート函館」は、函館空港からタクシーで約5分という好立地にあります。
路線バスを利用しても空港から約15分。「熱帯植物園前」下車後、徒歩すぐの場所にあり、初めて函館を訪れる人でもスムーズにアクセスできます。
館内に入ると、ロビーのガラス窓の先に広がっていたのは津軽海峡!ホテルは海岸沿いに立っていて、180度の大パノラマで美しい海を見渡せます。
冬のゲストへのおもてなしとして、ロビーには温かいスープと、ホテルオリジナルのアップルミルクショコラクッキーが用意されていました。
スープは「北海道コーンスープ」「北海道アスパラスープ」「北海道オニオンスープ」「黒胡椒しいたけ茶」の4種類。好みのものを自由に楽しめ、北海道らしいウェルカムサービスに心も体も温まります。
チェックインまで少し時間があったので、ロビー裏の屋外に設けられた足湯「しおさい」へ。海風を感じながら、気軽に温泉を楽しめます。泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物泉で、体の芯まで温まり、湯上がりのぬくもりが長く続くのが特長です。
足湯からは海はもちろん、標高334メートルの函館山も一望。冬には雪と海、函館山を同時に望める、この時期ならではの風景が広がります。
客室
オーシャンビュー 和洋室
客室は全130室。今回は、なかでも人気の高い「オーシャンビュー 和洋室」に宿泊しました。靴を脱いで畳の上でくつろげる和の落ち着きと、シモンズ社製マットレスによる快適な寝心地を兼ね備えた和洋折衷の客室です。
広さは約38平米、最大5名まで宿泊可能。3名以上の場合は、畳に布団を用意してもらえます。
客室の眺望は「オーシャンビュー」と「シティビュー」の2タイプ。オーシャンビューの客室からは、津軽海峡と函館山を望めます。
トイレ、洗面所、シャワーブースはそれぞれ独立したセパレートタイプ。複数人で宿泊しても、身支度や入浴がスムーズです。
荷解きを終えたら、温泉旅行気分が高まる浴衣にチェンジ。レストランを含め、館内は浴衣のまま過ごせます。
オーシャンビュー スーペリア和室(バルコニー付)
そのほか、客室でよりゆったりと海の景色を楽しめるのが、「オーシャンビュー スーペリア和室(バルコニー付)」。バルコニーに出て、函館の潮風を感じながら海を眺めることができます。10〜15畳の広さがあり、定員は最大5名です。
温泉
海を望む展望露天風呂と、サウナ付き大浴場
「イマジンホテル&リゾート函館」では、2カ所の温泉を楽しめます。そのひとつが、ホテル最上階・8階にある展望露天風呂「うすけしの湯」。「うすけし(宇須岸)」とは、現在の函館一帯を指すかつての地名です。
「うすけしの湯」は、内湯と露天風呂を備えています。どちらも津軽海峡と広い空を望むオーシャンビューで、開放感あふれる絶景温泉です。なかでも露天風呂では、海を間近に感じながら、ゆったりとした入浴時間を楽しめます。
「イマジンホテル&リゾート函館」は3つの源泉を持っており、豊富な湯量もこのホテルならではの魅力です。
男湯・女湯は日替わりで入れ替え。函館山側と恵山(えさん)・市街地側の眺めがあり、1泊の滞在でも夜と朝で異なる景色を満喫できます。
お風呂上がりのお楽しみといえば、やっぱり牛乳。「うすけしの湯」を出たところに設置された自動販売機では、北海道・森町の「駒ヶ岳牛乳」(230円)を購入できます。濃厚でコクがあり、北海道らしさを感じられる一杯です。
1階にある大浴場「なごみの湯」は、広々とした浴槽でゆったりと温泉を楽しめるのが魅力。ジェットバスも備え、水流と気泡で全身を心地よく温められます。
サウナも完備しており、フィンランドのサウナメーカー「HARVIA(ハルビア)」製ヒーターを採用。セルフロウリュが可能で、週替わりのアロマとともに、この日はマツの香りに癒やされました。
サウナでしっかり汗をかいた後は、深さ1メートルの水風呂へ。肩までしっかり浸かって、火照った体を一気にクールダウンできます。
展望露天風呂「うすけしの湯」と大浴場「なごみの湯」では、どちらもシャワーに「ReFa(リファ)」を採用。脱衣所のドライヤーは、Panasonicの「nanocare(ナノケア)」です。上質なシャワーとドライヤーで、入浴後は肌も髪も心地よく整います。
また、「なごみの湯」には無料のアイスキャンデーが用意されています。温泉やサウナで体の芯まで温まった後に味わう冷たさは格別です。
夕食
カニ食べ放題と北海道らしい料理がそろう満足ディナー
クチコミ評価の高い「イマジンホテル&リゾート函館」の食事。館内の「レストラン クークル」では、北海道らしい料理をバイキングスタイルで楽しめます。
夕食は、北海道に来たら味わいたい海鮮が充実。マグロやサーモン、甘エビ、イカ、ブリ、トビッコなどが並び、刺身はもちろん、海鮮丼としても堪能できます。
なかでも多くのゲストを魅了しているのが、カニの食べ放題。北海道・江差産の紅ズワイガニを心ゆくまで味わえ、カニの殻が山積みになったテーブルも見られます。北海道産のカニを思う存分楽しめる、カニ好きにはたまらないバイキングです。
ライブキッチンでは、揚げたての天ぷらや炭火焼きサーロイン、かに玉などを提供。
事前に火を通してから揚げる「さつま芋のロースト天ぷら」は、「イマジンホテル&リゾート函館」の名物料理です。とろけるような口当たりと、さつま芋本来の甘みが楽しめる一品で、印象に残る味わいでした。
ほかにも、「蒸しザンギ」や「煮込みジンギスカン」「道産とうもろこし真丈のバター醤油餡」など、北海道の名物をアレンジした料理がズラリ。ホテルのオリジナリティあふれる料理は、北海道旅行をおいしく彩ってくれます。
乾杯には、北海道限定販売の生ビール「サッポロ クラシック」(680円)がおすすめ。シーフードや肉料理と相性がよく、北海道らしい味覚をいっそう引き立ててくれます。
マシュマロやシュークリームをチョコレートにくぐらせて楽しむ「チョコレートファウンテン」は、子どもたちに大人気。そのほかにも、焼きそばやフライドポテト、唐揚げ、エビフライなど、子どもが喜ぶメニューが豊富にそろっています。
館内施設
大人も子どもも楽しい!卓球やレトロゲーム
夜まで楽しめるのも、「イマジンホテル&リゾート函館」ならでは。夕食後は、22時まで利用できる「THEピンポン道場」で、無料の卓球を楽しめます。大人から子どもまで、みんなで気軽に遊べるのがうれしいですね。
「THEピンポン道場」の隣には、懐かしのゲームで遊べる「ファミコン道場」もあります。こちらも、ファミコンやスーパーファミコンを無料で楽しめ、大人には懐かしく、子どもには新鮮なレトロゲーム体験に。
館内には、小さな子ども向けの「キッズスペース」も用意。遊具やボールプール、絵本などがそろい、のびのびと遊べます。
朝食
イクラ食べ放題が楽しめる朝食バイキング
翌朝は、夕食と同じ「レストラン クークル」で朝食バイキングを楽しめます。
北海道らしいスープカレーをはじめ、ライブキッチンで提供される炭焼き鮭やだし巻き卵、函館近海産の昆布出汁を使ったうどんなど、和洋ともに充実したラインナップ。北海道生まれの小豆「しゅまり小豆」を使った小倉トーストや、自家製キャラメルプリンも並び、朝食らしいメニューからデザートまで充実しています。
朝食の目玉は、「イクラ(ますこ)の醤油漬け」の食べ放題。イクラを食べ放題で味わえるのも、港町・函館ならではです。
イクラは酢飯にたっぷりかけて、山盛りのイクラ丼に!
ワサビを添えたり、海苔で巻いたりと、食べ方のアレンジも自在です。ご飯には、北海道産米「ふっくりんこ」を使用。宝石のように輝くイクラは、旅の目的にしたくなるおいしさです。
お酢ドリンクやコーヒーなど、ドリンクの種類も豊富。函館酪農公社の「函館牛乳」も味わえます。
売店
ホテルオリジナルクッキーをお土産に
お土産探しは、館内の売店「IMAGINE SHOP」へ。北海道・函館のお土産を中心に、定番のお菓子やドリンク、雑貨などがそろっています。
人気なのが、ホテルオリジナルの「アップルミルクショコラクッキー」(980円)。チェックイン時に、ロビーで提供されていたクッキーと同じもので、とろけるような口どけとリンゴのやさしい風味が印象的です。
周辺観光
サル山温泉が名物の「函館市熱帯植物園」
チェックアウト後は、荷物をホテルに預けてすぐ隣にある「函館市熱帯植物園」(大人300円)へ。温室内には色鮮やかなブーゲンビリアをはじめ、約300種・3,000本もの南国の植物が展示されています。
こちらの植物園で、冬の名物として知られているのが「サル山温泉」。例年12月からゴールデンウィーク頃まで、ニホンザルたちが温泉に入る様子を見学できます。
露天風呂で毛づくろいをしたり、のんびりくつろいだりするサルたちの姿は、見ているだけで癒やされる光景。氷点下になることもある函館の冬に温泉を楽しむサルたちは、この時期ならではです。また、100円でサルの餌やり体験もできます。
オーシャンビューの温泉で函館の景色を楽しみ、カニやイクラの食べ放題も味わえる「イマジンホテル&リゾート函館」。温泉や食事に加え、館内で過ごす時間も充実しており、滞在中はホテルの中だけでも心地よく過ごせました。
一度泊まれば誰かに教えたくなる函館・湯の川温泉の宿を、次の旅先に選んでみませんか?
イマジンホテル&リゾート函館
- 住所
- 北海道函館市湯川町3-1-17
- アクセス
- 函館空港からタクシーで約5分
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 10:00
- 客室数
- 130室
- 駐車場
- あり/約90台(無料)
取材・撮影・文/小浜みゆ
