大阪城を望むホテル「パティーナ大阪」で出合う、心と体が満たされるウェルビーイングな滞在

パティーナ大阪

大阪城の緑と悠久の歴史を間近に感じる場所に、2025年、新たなラグジュアリーホテル「パティーナ大阪」が誕生しました。都市型ホテルではめずらしいほど充実したウェルネス施設を備え、五感を満たす体験や美食の数々が用意されています。

都市の中心にありながら、ここに流れるのは、思わず深呼吸したくなるような穏やかな時間。パティーナらしいさまざまな体験にふれていくうち、いつしか身体も心も軽くなっているはず。忙しい現代人にとって、まさにサンクチュアリといえる「パティーナ大阪」での1泊2日のウェルビーイング・ステイをご紹介します。

 

日本初上陸のラグジュアリーホテルがかなえる、新しいウェルビーイング・ステイ

パティーナ大阪

大阪城公園と難波宮跡公園に隣接するロケーションに、2025年5月に誕生した「パティーナ大阪」。シンガポール発のカペラホテルグループが日本に上陸し、その記念すべき第一号となったホテルです。

 

パティーナ大阪

「パティーナ」とは、年を経るごとに美しく磨かれていく様子を意味する言葉。都市の中心でありながら、視界の先には緑と歴史が広がり、穏やかな空気が流れています。滞在のテーマに掲げるのは「ウェルビーイング」。観光やビジネスの拠点にとどまらず、滞在そのものが心身を整える時間になるような工夫がたくさん見られます。

 

パティーナ大阪

「パティーナ大阪」までは、大阪メトロ・JR「森ノ宮」駅より徒歩約10分。中心地のJR「大阪」駅からは乗り換えなしで15分ほどと、アクセスも至便です。

チェックイン

大阪城を眺めながらチェックイン

パティーナ大阪

チェックインフロアの20階へ向かうと、視界が大きく開け、目の前には大阪城の姿が。その足元には、公園の豊かな緑が広がります。到着した瞬間から、都会のホテルとは思えない空気感に包まれます。

 

パティーナ大阪
パティーナ大阪

シグネチャーブレンドティーをいただきながらチェックイン。甜茶のようなやさしい甘みに、ほのかに柚子が香り、旅の疲れもふっとほどけていきます。

ふと見上げると、天井が斜めになった特徴的なデザインが目に留まります。こちらは大阪城の屋根のラインから着想を得たものだそう。館内にはこのように大阪城をモチーフにした意匠が随所に散りばめられており、「パティーナ大阪」ならではの世界観を感じさせてくれます。

客室

歴史を間近に感じる客室「デラックスルーム ダブル 大阪城ビュー」

パティーナ大阪

さっそく客室へ向かいましょう。全221室ある客室のうち、こちらは「デラックスルーム ダブル 大阪城ビュー」。全体的にニュートラルカラーを基調とした落ち着きあるデザインです。大きな窓からは大阪城を間近に望め、特別なロケーションを実感できます。

「パティーナ大阪」では、すべての客室が50平米以上。ゆとりある空間に、畳のシーティングスペースを備えています。足を伸ばしてくつろげるのはもちろん、必要に応じてエキストラベッドとして使える点も、滞在の自由度を高めてくれます。

 

パティーナ大阪

お堀を望むデスクを彩るのは、ウェルカムスイーツの数々。滞在した日は、美しい寒天に、和歌山のブランドみかん「極天」、パティーナのアイコンがかわいらしいチョコレートが並べられていました。

 

パティーナ大阪

冷蔵庫内のノンアルコールドリンクはすべて無料(アルコールドリンクは有料)。ネスプレッソマシンもあります。到着後はゆっくりティータイムにするのもいいですね。

 

パティーナ大阪

客室内にも、大阪城のエッセンスが盛り込まれています。ベッドウォールのゴツゴツとしたデザインは、大阪城の石垣を実際に3Dプリンターで再現したもの。ほかにも、バーカウンターには大阪城の屋根と同じグリーンをイメージしたカラーが使われています。

 

パティーナ大阪

洗面台は全室ダブルシンク。客室の随所に用いられた銅素材は、大阪城に使われている銅をイメージしたそうです。

 

パティーナ大阪
パティーナ大阪
パティーナ大阪

バスルームは、シャワーとバスタブが同じ空間に配された日本の一般的なお風呂のスタイル。ゆとりある造りがうれしいポイントです。壁面は大阪城の石垣をイメージしたデザイン。バスアメニティはカペラグループ共通の「バンフォート」を採用し、「パティーナ大阪」オリジナルの梅のバスソルトも用意されています。バスタブトレーを使えば、必要なものを手元に置きながら、ゆっくり湯船で至福のバスタイムを。

 

パティーナ大阪

ウェルビーイングを大切にするパティーナらしく、全室にヨガマットが用意されています。時間に縛られることなく、軽くストレッチをしたり、身体を動かしたりと、滞在中に自分の体と向き合う時間を自然に取り入れることができます。

 

「ジュニアスイートルーム キング 大阪城ビュー」

パティーナ大阪
パティーナ大阪
パティーナ大阪

ほかにも、滞在スタイルに合わせて選べる客室がそろっています。「ジュニアスイートルーム キング 大阪城ビュー」は、75平米の広々とした空間が魅力。リビングルームとベッドルームを、ふすまで自在に仕切ることができ、滞在スタイルに合わせた使い方が可能です。

 

「プレミアルーム キング シティビュー」

パティーナ大阪
パティーナ大阪

「プレミアルーム キング シティビュー」は63平米の角部屋。難波宮跡公園を望むバルコニーにはデイベッドが配され、太陽の光を浴びながら、ゆったりと過ごせそうです。朝のヨガやストレッチにもぴったりの空間です。

アフタヌーンティー

お茶のセレモニーから始まるアフタヌーンティー

パティーナ大阪

「パティーナ大阪」のなかでも、ひときわ落ち着いた雰囲気が漂うのが、ティーラウンジ「にじり」です。
その名の通り、茶室の「にじり口」から着想を得た空間は、アフタヌーンティーのためだけにしつらえられた特別な場所。その象徴ともいえるのが、中心に配された階段です。藍染の和紙が用いられており、やわらかな質感と深い色合いが、静かな美しさを生み出しています。

 

パティーナ大阪
パティーナ大阪

和の趣に包まれた「にじり」で提供されるのは、日本茶を主役に据えたアフタヌーンティー。まず案内されるのが中央カウンターで行われるティーセレモニーです。ウェルカムドリンクとして供されるシグネチャーブレンドを味わいながら、その日の気分や好みに合わせてお茶を選ぶひとときも、この体験の一部。少しずつアフタヌーンティーの世界へ導かれていくような感覚です。

 

パティーナ大阪

空間からメニュー構成に至るまで、一貫して流れているのは「お茶」という明確な軸。にじりスタッフが厳選した日本茶は、関西圏を中心に日本各地から取り寄せたもので、それぞれに土地の風土や歴史が感じられます。セイボリー・スイーツも、にじりスタッフとシェフが共に検討を重ね、相性を軸に丁寧に仕上げられています。

メニューはシーズンごとに変わりますが、今回はチョコレートをテーマにした「チョコレートモーメントアフタヌーンティー」でした。

 

パティーナ大阪
パティーナ大阪

一口サイズのセイボリーには、すべてにさりげなくカカオのエッセンスが忍ばせられています。濃厚なフォアグラに添えられたカカオバルサミコソースは、ほろ苦さと甘みのバランスが絶妙で、ひと口ごとに旨みが静かに広がる印象。スモークサーモンと合わせていただくカカオフォカッチャも、香ばしいカカオの余韻が素材の味わいをやさしく引き立ててくれます。


スイーツは、しっとりとしたチョコレートアールグレイケーキの深みから、バニラと柑橘が軽やかに香るフルーツタルトまで、緩急のある構成。最後まで心地よく、ひとつひとつを慈しむように味わいたくなる、美しいアフタヌーンティーでした。

パティーナ・ウェルネス

心と身体を整える充実したウェルネスエリア

パティーナ大阪
パティーナ大阪

「パティーナ大阪」最大の特徴が、ウェルネス施設の充実ぶり。スパ、フィットネス、プールに加え、最新のヘルステックを取り入れた1,400平米の専用エリアが広がっています。

 

パティーナ大阪

「エアリアルヨガ」や「サップヨガ」といったホテルではめずらしい有料クラスが用意されているほか、ジムエリアでは有料でボディスキャンマシンも利用可能。

さらに、トリートメントだけでなく、4種類の最新ヘルステックマシンを取り入れたケアがそろっている点も「パティーナ大阪」ならではといえるでしょう。

 

パティーナ大阪
画像中央のチャンバーの中に入る

「クライオセラピー」は、マイナス温度のチャンバーに短時間入ることで、全身をリカバリーするケア。国内のホテルでは初導入となる最先端の設備で、男性の利用者も多いそうです。約3分という短時間で体感しやすく、限られた時間の中でも効率よくコンディションを整えたい人に向いたメニューです。

 

パティーナ大阪

カプセル型の「LEDフルボディートリートメント」は、肌の調子を整えたいときに取り入れたいケア。さらに、疲労回復によいとされる「高気圧酸素&水素セラピー」や、リラクゼーション目的で利用しやすい「遠赤外線サウナ」の設備もそろっているので、その日のコンディションに合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。

ラウンジでのサンセット

音とカクテルを楽しむ「SONATA BAR & LOUNGE」

パティーナ大阪

「SONATA BAR & LOUNGE(ソナタ バー&ラウンジ)」は、音楽とともに過ごす大人のためのバー空間。壁のスピーカーウォールには国産のヴィンテージスピーカーが再利用されており、サステナブルな要素が洗練されたインテリアとして昇華されています。

 

パティーナ大阪

店内には約600枚のレコードが用意されているので、気になる一枚があればスタッフにリクエストしてみては。週末には大阪を拠点に活動するDJによるプレイも行われ、曜日や時間帯によって異なる音楽が空間を彩ります。

   

パティーナ大阪
パティーナ大阪

大阪城を正面に望むテラス席は、視界が大きく開けた空間。なかでも夕暮れ時は、空が刻々と表情を変え、美しい景色が広がります。天神祭の季節には花火も楽しめるそうです。

 

パティーナ大阪

そんな「SONATA BAR & LOUNGE」では、毎週水曜日の17時から「カクテル・マスタークラス」が開催されており、宿泊者は無料で参加できます。学びにつながる体験を大切にするパティーナならではの取り組み「パーペチュアル・ジャーニー」の一環として行われている、カクテル作りのワークショップです。

 

パティーナ大阪

この日はギムレットをテーマに、使われているスピリッツの説明から香りのテイスティング、実演、実践までを丁寧にレクチャー。初心者でも安心して参加でき、バーテンダーとの距離の近さや、会話を楽しめる雰囲気も印象的でした。

ディナー

季節を味わう「P72」のディナータイム

パティーナ大阪
パティーナ大阪

夕食におすすめなのが、1階のダイニング「P72」。中央のカウンターには、その日料理に使われる野菜がディスプレイされ、食材への意識を自然と高めてくれます。提携する地元農家から届いた野菜をふんだんに用いた料理は、素材そのものの味わいを引き出したもの。

 

パティーナ大阪

「P72」という名の由来は、日本の四季をさらに細やかに捉える「七十二候」。その考え方をもとに構成されるメニューは、季節のわずかな変化にまで目を向け、今この時期に最もおいしい食材を選び抜いて仕立てられています。

一皿一皿から感じられるのは、自然のリズムに寄り添い、心と身体の心地よさを大切にする、パティーナならではのウェルビーイングの哲学です。

バータイム

二度の大阪万博から着想を得た一杯「ムーンショット」

パティーナ大阪

再び「SONATA BAR & LOUNGE」にやってきました。明るい時間とは異なり、ムーディーな雰囲気が漂っています。

 

パティーナ大阪

シグネチャーカクテル「ムーンショット」は、1970年と2025年の大阪万博から着想を得た一杯。テキーラをベースに、大葉やカルダモンのコーディアル、味噌を使った「ミソ・ウォーター」、バナナリキュールを合わせ、仕上げに七味パウダーをあしらった独創的なカクテルです。音楽とともにグラスを傾ける時間は、大人の夜にふさわしいひととき。洗練されたムードのなかで、夜を心地よく楽しめるでしょう。

 

パティーナ大阪

一日を終えて客室に戻ると、窓の向こうにはライトアップされた大阪城の姿が浮かび上がっています。昼とはまったく異なる表情を見せてくれるのも、お城ビューの魅力。カーテンを閉めるのが惜しく感じて、しばらくこのまま過ごしてしまいました。

   

パティーナ大阪
パティーナ大阪
パティーナ大阪

また、ターンダウンサービスでは、ベッドサイドに水と折り鶴の飾り、そしてベッドの上には眠りについてのメッセージカードが添えられています。ウェルビーイングを大切にする、パティーナらしい演出です。やわらかく着心地の良いパジャマに身を包み、外の景色を眺めながらただ静かに過ごすだけで、気持ちは自然と落ち着いていきます。

パティーナらしい朝の目覚め

五感を目覚めさせる、音のための空間「リスニングルーム」

パティーナ大阪

「パティーナ大阪」を印象づける空間のひとつが「リスニングルーム」。毎朝6:00〜10:30の時間帯に、宿泊者は無料で利用できます。朝日とともに五感を目覚めさせる音の体験は「モーニング・サウンドスケープ」と名付けられており、ただ音楽を聴くのではなく、音に身を委ねる時間そのものを楽しむための場所です。

 

パティーナ大阪
パティーナ大阪

この部屋を監修したのは、レコード愛好家として世界的に知られるデヴォン・ターンブル氏。彼が選んだ音響機材やレコードが用意されています。また、室内の一角には、歌手のシンディ・ローパーさんが訪れた際のサインも飾られているので、ぜひ探してみてください。音に没入し、感覚を研ぎ澄ませる時間もまた、ウェルビーイングの一部と考えられています。

 

朝の「パティーナライズ」で、心と身体を整える

パティーナ大阪

さらに「パティーナ大阪」では、「パティーナ・ライズ」と呼ばれる、心と身体を目覚めさせるアクティビティが開催されています。日によって、「ブレスワーク(呼吸法)」や「大阪城公園ディスカバリー」などさまざまなコンテンツが無料で開催されていますが、今回は「モーニングヨガ」に参加。

ヨガクラスはゆったりとしたペースで進むため、初心者でも安心。少しずつ身体が伸び、呼吸が深くなっていくのを感じられます。胸が自然と開くことで、一日を気持ちよくスタートできそうです。

※一部有料のアクティビティもあります

モーニングビュッフェ

「IÑAKI」で味わう、目覚めにやさしいバスク料理

パティーナ大阪

朝食は、バスク料理のダイニング「IÑAKI(イナキ)」にて。オーダー式のメイン料理にビュッフェを組み合わせたセミオーダースタイルで、できたてを味わえるのが特徴です。

 

パティーナ大阪

塩や熟成を大切にするバスクの食文化は、素材の味を生かす点でパティーナが掲げるウェルビーイングの思想と通じるものがあり、さらに「美食の街・バスク」と「天下の台所・大阪」という二つの食文化の共通点も感じられます。

 

パティーナ大阪
パティーナ大阪

ビュッフェ台には、前菜やシリアル、パン、ハム、チーズのほか、和食のコーナーも用意されています。ホテルから程近い場所にある「らくだ坂納豆工房」による無農薬・天然納豆菌の納豆は粒が大きく、混ぜずにそのままでも、素材そのものの力を感じられる味わいでした。なかでも印象的だったのが、パティーナのロゴをモチーフにしたパルミエ風のデニッシュ。軽くさっくりとした食感で、食後のスイーツ感覚でも楽しめます。

 

パティーナ大阪

メイン料理のシグネチャーは「バスク風オムレツ」。フレッシュな食材を使い、豆などの具材がたっぷりと入った一皿で、見た目以上に満足感があります。

 

パティーナ大阪

スモークサーモンやグラノーラは自家製というこだわり。また、シェフのおすすめとして挙げられるのがマッシュルームスープ。なかには半熟の卵が忍ばせてあり、チャイブや椎茸パウダーがアクセントになっていて、深みのある味わいです。「イナキ」の朝食は、素材の持ち味を生かした料理がそろい、食後も重さを感じにくいのが印象的でした。なかなか出合えないバスク料理をビュッフェで自然に取り入れられる点も、パティーナらしい提案です。

 

自分に向き合い、軽やかになれるホテル

滞在を通して印象に残ったのは、「余分なものを手放していく」感覚。都市の中心とは思えない抜けた景色に始まり、自分に向き合うアクティビティ、音に身を委ねる時間、体にやさしい食事まで、すべてが少しずつ自分を整えてくれるようなものでした。日常から一歩距離を置き、心と身体をリセットするための拠点として選びたくなる一軒です。

 

パティーナ大阪

住所
大阪府大阪市中央区馬場町3-91 
アクセス
大阪メトロ中央/長堀鶴見緑地線・JR環状線「森ノ宮」駅より徒歩約10分
大阪メトロ谷町/中央線「谷町四丁目」より徒歩約8分
総部屋数
221室
チェックイン
15:00 (最終チェックイン:24:00)
チェックアウト
12:00

撮影/福羅広幸 取材・文/其田雪花 

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