日光・鬼怒川観光は「スペーシア X」で!憧れのコックピットスイートでホテル滞在のようなひとときを

東武特急スペーシアX

2023年夏、浅草と日光・鬼怒川エリアを結ぶ新型特急「スペーシア X」が東武鉄道に登場!上品な白色のボディは遠くからでも目立ち、個室やソファなどさまざまな座席タイプを用意。特にコックピットスイートは空間をぜいたくに使用し、特別感たっぷりのアメニティも備わっていて、「走るスイートルーム」がコンセプト。日光から乗車しないと見られない景色も堪能でき、移動時間でありながらホテル滞在のような至福のひとときを過ごせます。

 

 

「スペーシア X」とは?​​​​​​

東武特急スペーシアX

古くは江戸時代より多くの旅人たちを魅了してきた日光。ユネスコ世界遺産に登録された日光は現在も人気観光地の一つです。その移動中も旅ならではの非日常を楽しんでもらいたいと、2023年夏に誕生したのが「スペーシア X」です。

 

スペーシアX

6両編成の車両は、まるで陶器のような透き通る白さで統一され、これは日光東照宮の有名な陽明門の柱に使われる顔料の胡粉(ごふん)をイメージ。浅草と日光・鬼怒川エリアを1日6往復12本運行し、約2時間で到着します。

 

6号車のコックピットスイートへ

東武特急スペーシアX

座席タイプの中でも6号車のコックピットスイートは広さが11平米と抜群の広さを誇ります。開放感たっぷりの空間には、ふかふかのソファが配され、最大7名まで利用可能。ファミリーはもちろん、三世代やグループ旅行としても利用されています。

 

東武特急スペーシアX

左右と前方から陽光が燦々と降り注ぎますが、この大きな六角形の窓はこだわりのデザイン。東武日光線の沿線にある鹿沼(かぬま)は木工の町として知られ、その伝統工芸である組子細工をイメージしているのです。六角形の窓が並ぶことで外観はアルファベットのXが並んでいるようにも見えます。

 

東武特急スペーシアX

車窓の傍でやわらかな光を放つ明かりも日光東照宮の陽明門の柱にある「グリ紋」から着想を得た意匠。

 

そして、何よりもこの空間を唯一無二のものにしているのがひと続きになっている運転室。日光・鬼怒川温泉発だとコックピットスイートのある6号車が先頭になるので、運転手の仕事風景や躍動感たっぷりな景色をひとり占めできるのです。

 

コックピットスイートだけの特別サービス

東武特急スペーシアX

コックピットスイートならではの特典は他にも。リゾートホテルとして日本最古の歴史を持つ「金谷ホテル」の写真集が置かれていて、ページを開けば往時の優雅な時代がよみがえり、クラシックな世界に引き込まれます。

 

東武特急スペーシアX

ふかふかの履き心地が良いスリッパも人数分用意されていて、ホテルさながらのホスピタリティに感激!窮屈な状態から解放されると意外と足が疲れていることに気付くはず。束の間のリフレッシュのおかげで足取りも軽く帰れそうです。

 

東武特急スペーシアX
東武特急スペーシアX

さらに専用のクーラーボックスの中には人数分のミネラルウォーターも常備され、かわいいイラストのコースターもいただけます。コースターは四季ごとに柄が異なり、秋だと淡いピンクの背景に紅葉が舞っているデザイン。コックピットスイートと記載されているので、持ち帰れば旅の思い出にもぴったりです。

 

東武特急スペーシアX

乗車すると車掌さんがあいさつしに訪れてくれるのも6号車だけの特権。憧れの車掌さんの登場に子どもは大興奮。さらに名刺交換にも参加でき、見慣れない名刺に興味津々と、こういう経験が思い出をいっそう忘れられないものにしてくれます。

 

1号車のコックピットラウンジ

スペーシアX

車両ごとに異なる趣を味わえるのも「スペーシア X」の醍醐味。例えば1号車は車両全体がラウンジ仕様になっていて、これは金谷ホテルや中禅寺湖にある大使館別荘をモチーフにしています。

 

東武特急スペーシアX

4人、2人、1人掛けのソファが備わっていて、リゾート地さながらの落ち着いた時間が流れます。スタンダードシート特急料金と特別座席料金を支払うことで利用でき、乗車中は好きなタイミングで近くのカウンターに行き、ドリンクやフードを注文できます。

 

東武特急スペーシアX

おすすめは、「スペーシア X」限定のクラフトビール「日光ラガー」(800円・写真左)と、ユズやスパイスを独自にブレンドしたクラフトコーラの「ニッコーラ」(650円・写真右)。

 

東武特急スペーシアX

クラフトビールは4種類から選べ、専用のサーバーで注いでくれるなど本格的です。 ドリンクのほかに軽食も販売しています。

 

東武特急スペーシアX

ジャーキーなどビールとの相性抜群なものから酒粕のバターサンド(440円)や日光ラスク苺チョコ(320円)などスイーツも充実。さらにステッカー(300円)やタオルハンカチ(900円)など「スペーシア X」のオリジナル商品を購入できるのもここだけです。

 

東武特急スペーシアX
東武特急スペーシアX

酒粕のバターサンドはサクサクな生地に濃厚な酒粕とバタークリームがサンドされた限定商品。チョコがたっぷりとしみ込み、苺のフルーティーさも同時に楽しめるラスクも車内限定のパッケージになっています。

 

東武特急スペーシアX

コックピットスイートの乗客はテイクアウトで注文でき、「スペーシア X」オリジナルのノベルティももらえます。この時はピンバッチ。整理券も不要なので、コックピットスイートに乗車する際はぜひラウンジの利用もお忘れなく!

 

好みによって選べる座席タイプ

コンパートメント

東武特急スペーシアX

6号車のコックピットスイート、1号車のコックピットラウンジのほかに座席タイプはあと4種類もあります。6号車はコックピットスイート以外に4名まで利用できる個室タイプのコンパートメントが4つ並んでいます。

 

東武特急スペーシアX

日光の紅葉がそのまま染まったような壁が印象的な個室は、江戸時代より伝わる四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)を基軸に朱・金・紺を差し色としています。

 

当時はぜいたくが禁じられていたものの、あらゆる手段で多彩な色を表現し、おしゃれに興じたのだとか。限りある資源でも最大限に楽しむ江戸っ子の精神は現在の「スペーシア X」にも確かに継承されているようです。

 

スタンダードシート

スペーシアX

3~5号車のスタンダードシートは座席数が一番多く、コンセントや大小のテーブルなど使い勝手の良いデザインになっています。

 

ボックスシート

スペーシアX

5号車の一角にはボックスシートが2カ所設けられ、定員2名の半個室として利用できます。パーティションがあることでプライベート空間が確保され、大きな横並びのシートは赤ちゃんや小さな子どもと一緒に座るのもおすすめです。

 

プレミアムシート

スペーシアX

2号車のプレミアムシートは、2人用と1人用の座席が並んだ、ゆとりのあるデザイン。さらに座席を倒しても後ろの人に影響しない電動リクライニングを採用しているのも好評だそう。

 

到着後の楽しみ方

東武特急スペーシアX

緑を占めていた車窓が徐々に住宅からビル群へと変わり、運転席の前方に現れたのは圧倒的な高さを誇る、東京スカイツリー®。ゆったりと過ごせたコックピットスイートだと移動時間もあっという間です。

 

東武特急スペーシアX

「スペーシア X」はそのまま浅草駅の5番ホームに到着。こちらのホームは「スペーシア X」の運行に合わせてリニューアルされた専用ホームになっています。間伐材をふんだんに使用することで浅草に到着しながらも自然豊かな日光の余韻に浸れるようにデザインされました。

 

東武特急スペーシアX

列車から降りても「スペーシア X」の時間は終わりません!今まで見られなかった外観をゆっくりと眺める絶好の機会。大きく「スペーシア X」の文字が書かれている5号車は人気のフォトスポットです。

 

東武特急スペーシアX

前面ガラス張りの先頭車両も、記念撮影にぴったり。きれいにツーショットが撮れます。

 

東武特急スペーシアX

スタイリッシュで近未来を予感させるデザインでありながら、車内には沿線の伝統文化が散りばめられている「スペーシア X」。長年培われた進化と伝統が見事に融和され、旅の最後をドラマチックに締めくくってくれます。この快適さを味わってしまったらクセになってしまいそう…何度でも乗りたくなる、まさに粋な列車です。

 

 

撮影・取材・文/浅井みら野

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