渓流沿いの大露天風呂で心も身体も解放!圧倒的な自然美に抱かれた「宝川温泉 汪泉閣」

宝川温泉 汪泉閣

奥深い山の中にある「宝川温泉 汪泉閣(おうせんかく)」は、天下一の大露天風呂として国内外から温泉好きが集う聖地。利根川の支流である宝川沿いに露天風呂が4つあり、計470畳におよぶ日本随一のスケール感が自慢です。湯量も豊富で、すべて源泉かけ流し。四方を川と山に囲まれた秘湯は、まさに大自然のエネルギーを享受するのにふさわしい宿です。

 

 

天下一の大露天風呂

宝川温泉 汪泉閣

神話の時代からすでに温泉が湧いていたという伝説が残る、群馬県みなかみ町の宝川温泉。そこに建つ「宝川温泉 汪泉閣」の宿泊棟と大露天風呂をつなぐ吊り橋「白鷹橋」は、多忙な日常から離れ、幽玄な世界へと誘っているようです。

 

宝川温泉 汪泉閣
宝川温泉 汪泉閣

吊り橋を渡って露天風呂へと向かう道すがら、「色即是空(しきそくぜくう)」という仏教用語が掲げられた「大黒殿」では、巨大な天狗と愛嬌たっぷりのタヌキがお出迎え。ますます異世界に迷い込んだような気持ちになります。

 

宝川温泉 汪泉閣

道を進んでいくと、巨石に囲まれた「摩訶(まか)の湯」が。広さは約120畳で、数々のメディアやポスターにも登場する宝川温泉の看板的存在です。

 

宝川温泉 汪泉閣

「摩訶の湯」に隣接する「般若(はんにゃ)の湯」は、渓流の眺めを堪能できる場所に位置し、広さは50畳ほど。湯船の半分ほどが浅くなっているので小さなお子さん連れでも安心。生い茂る木々に覆われ、野趣あふれるお風呂です。

 

宝川温泉 汪泉閣

「摩訶の湯」「般若の湯」の川を挟んで対岸に広がっているのが、広さ約200畳を誇る「子宝の湯」。映画のロケ地としても使用され、どこまでも続く湯船は開放感抜群! こちらのお湯に浸かったことで、子宝に恵まれたという御礼の手紙も多く届いているそうです。

 

宝川温泉 汪泉閣

「汪泉閣」の露天風呂の中で唯一、女性専用なのが「摩耶(まや)の湯」。敷地内の最奥に位置しており、周りを柵や壁などで遮る必要がないので、景観をそのまま堪能できるのがうれしいポイントです。

 

宝川温泉 汪泉閣

源泉は4本あり、毎分1,800リットルと湯量も豊富。温泉を存分に堪能してもらいたいという思いから加温も一切せず、24時間かけ流しで好きな時に入浴でき、まさに温泉好きにはたまりません。弱アルカリ性の単純温泉は無色透明で柔らかく、万人向けのやさしい泉質です。

 

宝川温泉 汪泉閣
宝川温泉 汪泉閣

露天風呂には脱衣所も設けられ、こちらで湯浴みに着替えて入浴します。男性は腰に巻く仕様で、女性はワンピースタイプ。肩ストラップで固定されているので、動きやすく安心です。

 

宝川温泉 汪泉閣

ヤマザクラが咲き誇る春、新緑がまぶしい夏も美しいですが、特に人気なのは山々が紅葉に染まる秋だそう。赤や黄色に色づき、絵画のような絶景に心が奪われます。さらに、冬は豪雪地帯という土地柄、雪見風呂が味わえ、しっぽりとした静けさに包まれます。

 

宝川温泉 汪泉閣

「汪泉閣」館内にある大浴場も、源泉かけ流しで24時間入浴可能。建設当時の面影を色濃く残した岩壁が目を引きます。

 

滞在の拠点となる東館

宝川温泉 汪泉閣

「宝川温泉 汪泉閣」は、人里離れた奥地にたたずむ一軒宿。車で向かう場合は、都内から関越自動車道を通って約2時間半。電車の場合は、上越新幹線「上毛高原」駅から1日2本、JR上越線「水上」駅から1日1本、無料送迎を利用可能です(要予約)。「水上」駅から路線バスに乗れば、最寄りのバス停「宝川入口」まで迎えに来てくれます。

 

宝川温泉 汪泉閣

周囲は山々に囲まれ、入口の壮麗な「大手門」が目印。この先に東館、本館、旧館、第一別館があり、内部でつながっています。

 

宝川温泉 汪泉閣

正面玄関やフロントがある東館は一番新しく、部屋数も最多。川沿いと山側のプランがあります。

 

宝川温泉 汪泉閣

掛け軸や床柱など、旅館らしい和風な客室は趣を感じます。

 

宝川温泉 汪泉閣
宝川温泉 汪泉閣

フロントに隣接するラウンジでは、大きな窓に四季折々の景色が映し出され、風や太陽の傾き加減で刻一刻と情景が変化。朝食後にここでコーヒーをゆっくり味わう宿泊客も多いのだとか。

 

宝川温泉 汪泉閣
宝川温泉 汪泉閣

ラウンジ脇にはマイタケや下仁田ネギを使った商品など、群馬県産のお土産を豊富に扱う売店も。地元のお豆腐屋さんが手掛けた、谷川の清水でつくる「とうふアイス」もそそられます。

 

和の情緒に癒やされる本館・第一別館

宝川温泉 汪泉閣

本館はまるで宝川を望むために建てられたよう。神社仏閣でも用いられる高級木材・桧葉(ひば)を用いていて、周囲の色彩が映える白壁に入母屋(いりもや)造りの外観からは、威厳を感じられます。

 

宝川温泉 汪泉閣

館内には伝統的な階段箪笥(かいだんだんす)や民芸品のこけしが並び、レトロな雰囲気。

 

宝川温泉 汪泉閣

客室の雪見障子からは、宝川の清流が見渡せます。広さは2名用の6畳、もしくは最大5名まで宿泊できる10畳です。

 

宝川温泉 汪泉閣

全6室のみの第一別館は、黒塗装の凛々しい姿が目を引く最も歴史がある建物。静かにたたずむ姿からは、幾年もの時を重ねたことで醸し出される気品が漂います。

 

宝川温泉 汪泉閣

部屋のしつらえは昭和初期の趣が色濃く残され、まるでタイムスリップしたかのよう。広さは6畳と10畳の2種類です。

 

宝川温泉 汪泉閣

全館共通の館内着は、色とりどりな柄を取り揃えた色浴衣。男性用、女性用どちらも用意されていて、好きな柄を選ぶのも楽しいひとときです。

 

滋味深い山里料理

宝川温泉 汪泉閣

「宝川温泉 汪泉閣」の夕食は、食事処またはレストランで。間接照明のやわらかな光に照らされた食事処「竹庭」は、さながら夜の竹林を思わせます。半個室の造りながら閉塞感を与えず、絶妙にプライベート空間が確保されています。

 

宝川温泉 汪泉閣

夕食では、山の幸をふんだんに使った「TAKARA GOZEN」が人気。キノコ類をはじめ、アユやイワナ、センマイやワラビなど山菜が味わえます。

 

宝川温泉 汪泉閣

群馬県産ブランド牛・上州牛や、ブランド豚の大和豚を楽しめるプランも。どちらもやわらかな肉質が特徴で、お肉本来の旨みを実感できます。また、朝食は和定食が提供されます。

 

宝川温泉 汪泉閣

「本当に温泉しかない場所。その分、何もすることがないのでゆっくり温泉に浸かって、のんびりと過ごしていただきたいですね」と、笑顔で話す支配人の石井厚さん。その温泉に魅了され、チェックアウト後に日帰り入浴をする人も多いのだとか。

 

宝川温泉 汪泉閣

男女とも湯浴み着を着用し、老若男女が気兼ねなく一緒に大露天風呂で温泉を楽しむことができる「宝川温泉 汪泉閣」。かつて銅という宝が採掘されていた地域ですが、昔と変わらず、現在も温泉という宝で多くの人を幸せにしています。

 

宝川温泉 汪泉閣

住所
群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
アクセス
【電車】上越新幹線「上毛高原」駅、またはJR上越線「水上」駅より送迎あり
【車】関越自動車道「水上」ICより約30分
チェックイン
14:00
チェックアウト
10:00
客室数
42室
駐車場
あり/100台(無料※予約不要)

 

取材・撮影・文/浅井みら野

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