提供:Sitakke
WEBマガジンSitakkeで連載中の、ちょっと“距離感”がおかしい道民、白丸あすかが描く漫画『しろまるほっかいドライブ~白丸さんは距離感がおかしい~』から、寄り道スポットをご紹介します。
今回は、知床エリアを巡る長距離ドライブの中で訪れた寄り道スポット、標津(しべつ)町「標津サーモン科学館」です。
標津町「標津サーモン科学館」
旅好き北海道民のしろまるです。
本コーナーは道内をドライブする連載企画『しろまるほっかいドライブ~白丸さんは距離感がおかしい~』の作中において登場したスポットを掘り下げて紹介する寄り道コーナーとなっております。ちょっとディープな北海道の世界へご案内!
初夏の道東ドライブを楽しむしろまるは、知床半島の付け根に位置する標津の町へやってきました。 ドライブの最終目的地である野付半島に向かう前に、ここで「標津サーモン科学館」へ寄り道をします。
サーモン科学館は「鮭の聖地」として名を馳せる標津町ならではの施設で、サケ科の魚類の展示種類で日本一を誇る最東端の水族館です。
目玉となる魚道水槽は標津川と直接繋がるように設計されており、四季折々の水中観察が楽しめます。とくにおすすめの時期はサケの遡上が見られる9~10月頃と、産卵シーズンの11月だそうです!
そして、サーモン科学館には人気の「チョウザメ指パク体験コーナー」があります。
ここでは水面から顔を出しているチョウザメに指を近づけると、うきエサと勘違いしてパクり!と容赦なく咥えてきます。
「サメに指を咬まれる」と言うと恐ろしい話ですが、ご安心ください。チョウザメには歯がないので指を食べられてもまったく痛くありません。くすぐったいような、気持ちいいような……不思議な感覚です!
サーモン科学館の見どころは生き物の展示だけではありません。標津とサケにまつわるストーリーは「鮭の聖地の物語」として日本遺産に認定されており、2022年にオープンした日本遺産のエキシビションルームも必見となっています。
※日本遺産とは:地域に点在する遺産を面として活用・発信し、地域活性化を図るためのもの。
標津では約1万年前より人々が暮らしていたという遺跡からサケの骨が見つかっており、太古の昔から、この地で暮らしていた人間がサケを食糧としていたことが分かっています。有史以降もサケを中心に地域が発展し、サケの海洋資源が枯渇した際に代わりに獲られていた根室の昆布やホッカイシマエビは、現在も特産品として地域に根付いています。
根釧地域の一大産業となっている酪農も、漁師たちが漁の傍らで畜産農業を営んでいた半農半漁の名残りであるといいます。
根室海峡はただ単純に「サケが多く水揚げされるから」というだけではなく、地域の産業、交通、生活の根幹すべてにサケが関係しているからこその「鮭の聖地」なんです。サーモン科学館はサケの物語を、見て、触れて、学んで楽しめる施設でした。
東京1,000kmかぁ……近いですね(?)
もし、サケを見ていたらお腹がすいちゃった~という方がいらっしゃいましたら、科学館のすぐ隣にある「まちの駅標津サーモンプラザ」へ行きましょう。レストランで地元の食材を使った料理を楽しむことができます。
しろまるが訪れた日はたまたま団体予約と丸かぶりだったらしく、入店できませんでした……残念。
今回のドライブコース
標津サーモン科学館(サケの水族館)
- 住所
- 北海道標津町北1条西6-1-1
- 電話番号
- 0153-82-1141
- 営業時間
- 9:30~17:00
- 定休日
- 2~4月、11月は水曜日
(5~10月は無休、12~1月は休館)
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文・絵:白丸あすか
編集:Sitakke編集部 YASU子
※掲載の内容は取材時(2025年5月31日)の情報に基づきます
※この記事は、2025年8月7日にHBC北海道放送のWEBマガジン「Sitakke」で公開された記事を転載したものです。
