提供:日本海テレビ
世界的に有名な日本酒「獺祭(だっさい)」。その酒蔵がある山口県岩国市を訪れた際に、酒蔵見学に参加してみました。
お酒造りの基本から獺祭の特徴まで、様々なことを教えてもらえる見学ツアーです。お土産付きで大満足の体験でした!
獺祭 本社蔵
獺祭が造られているのは、山口県岩国市。市街地からは少し離れた、自然に囲まれた川のほとりに酒蔵が立っています。
酒蔵、というと昔ながらの建物をイメージしていたのですが、到着して目にしたのは12階建ての建物!製造量が増えていくにつれ、どんどん高い建物になっていったそうです。
これには山間の土地で、広くとれる土地がなかった、という理由もあったそうです。
蔵見学の参加方法
蔵見学は毎日2回実施され、WEBページからの予約で参加することができます。予約は2か月前から可能。1回に参加できる人数は5人までなので、早めの予約を。
参加料は1人1,000円。お土産付きでかなりお得な価格です!
また、酒蔵見学の後に、試飲をすることもできます。こちらは+500円ですが、500円分とは思えないほど、獺祭を味わうことができます。(※車で訪問する場合、運転手の方の試飲は受け付けていません)
蔵見学の様子
見学は、獺祭ができるまでの流れを知ることからスタート。案内役は、広報担当の方というわけでなく、普段酒造りをされている方が交代でしているんだそう。
この日、蔵見学に参加したのは、山陰から訪れた私たちと、東京から来られた方です。最近では海外観光客が参加することも少なくないそうです。
ここでは獺祭に使う酒米も見せていただきました。獺祭に使われているのは「山田錦」という酒米のみ。
さらに、お米の外側の部分はタンパク質などが多く、雑味になるため、50%以上を削って使うそう。獺祭の代表的な商品である「獺祭45」の45は精米歩合(お米の残す部分)を示していて、45%しか残されていないということです。
酒造りを間近で見られる
白衣を着て、いよいよ酒造りの現場に!
蔵が12階建てとありましたが、上の階から順に工程が進んでいます。上から下におろすことで、材料の運搬もより効率的にできるんだそうです。
獺祭の酒造りの特徴といえば、良く知られているのが「杜氏」がいないこと。獺祭では、杜氏一人の経験や勘に頼るのではなく、安定して高品質なお酒が造れるように、酒造りの情報をデータ化しています。
また、一般的に酒造りは冬の時期にされますが、獺祭では、温度や湿度などの製造現場の環境管理を行うことで、通年で酒造りをしています。
見学ではいろいろな工程を見せていただいたのですが、部屋ごとに温度が全然違うことにも驚きました!
ただ、酒造りをするのは人。お米によって、浸水時間を一秒単位で管理する洗米の作業や、タンクの中をかき回して、発酵をコントロールする仕込みの作業など、どの工程でも人の手で作業されていたのが印象的。
実際、獺祭には、230人の製造スタッフがいて、他の酒造メーカーに比べるととても多いんだそう!
データ管理をしている、と言っても、そのデータを作り上げているのは、人の手作業なんだな、と感じさせられました。
見学時間は約1時間。5人までという少人数の見学のため、気になった点や知りたいことをすぐに質問することもでき、とても濃厚な時間を過ごすことができました!
また、普段から酒造りをしている方だからこその思いを込めて案内していただき、より「お酒って面白い!」と思わせてもらえる時間でした。
見学後にはお土産タイムや試飲も!
見学の終わりには、蔵のすぐそばにある「獺祭ストア」へ。
ココでしか買えないという貴重なお酒や、酒造りについていろいろ学んだあとに試したくなるお試しセットも。
また、酒造りの過程で出る米ぬかや酒粕を利用した商品も!
見学後の試飲も楽しめる
そして、見学前に試飲を申し込んだ場合には、このストアで獺祭の試飲をすることができます。
出てきたのは、精米歩合の違う獺祭の純米大吟醸3種とスパークリング。例えば、磨き二割三分というのは、元のお米から23%しか残さず磨いたものを使ったお酒。獺祭のフルーティーさがありながらも、とてもクリアな味わい!
それぞれの違いを感じながら、そして、見学で知った違いがどう生まれるのかを実感しながら、美味しい時間を過ごさせていただきました。
見学にはお土産付き
蔵見学の参加者には、獺祭のグラスなどがセットになったお土産までいただきとっても大満足!獺祭が造られるまでの工程、そして、酒造りへの想いを知ることができた蔵見学でした。
岩国を訪れた際には、ぜひ時間を作って訪れてみてほしいスポットです。
獺祭 本社蔵
- 住所
- 山口県岩国市周東町獺越2167-4
蔵見学について
- 開催日
- 毎日2回実施(1回目:10時、2回目:14時)
- 所要時間
- 約1時間
- 参加人数
- 1回につき最大5名
- 参加料
- 1,000円(試飲は+500円)
※予約制(見学日の2か月前~1日前まで) - 公式サイト
- 獺祭
※この記事は、2025年9月3日に日本海テレビ「na-na」で公開された記事を転載したものです。
