長野県南端の山あい・阿智村(あちむら)の昼神(ひるがみ)温泉にある旅館「石苔亭(せきたいてい)いしだ」で、館内の能舞台に約2,000体の雛飾りを展示する春恒例のイベントが、2026年2月1日〜4月3日まで開催されています。期間中は、糸操り人形劇のミニ上演や体験会も実施されます。
お雛様とつるし飾りが能舞台を彩る、桃の節句の風物詩
昼神温泉「石苔亭いしだ」は、約3,000坪の広大な敷地に17室の客室と日本庭園を備えた、数寄屋建築平屋造りの純和風旅館です。
旅館では日本の伝統保護に力を入れていて、館内の能舞台「紫宸殿(ししんでん)」では、年間を通じて地元の伝統芸能が上演されているほか、婚礼の場としても利用されています。
桃の節句の時期には来館者の無病息災や幸せを願って、この能舞台に約200体のお雛様と約2,000体のつるし飾りが飾られます。
能舞台での雛飾りは、「石苔亭いしだ」で春の風物詩として親しまれる恒例行事で、女の子の健やかな成長と幸せを願うひな祭りにふさわしい、豪華で雅やかな展示が来館者の目を楽しませてくれます。
また、今年は展示期間にあわせて、長野出身の糸操り人形劇の名人、故・竹田扇之助(たけだ せんのすけ)の功績を称えた「竹田扇之助記念国際糸操り人形館」によるミニ上演や体験会が実施されることになっていて、雛飾りとともに信州ゆかりの人形劇の魅力にも触れられます。
- 雛飾り展示期間
- 2026年2月1日~4月3日
- ミニ上演・体験会
- 2026年2月22日、3月1・15・29日 10:30〜11:00
早春の信州を味わう“利き酒師プラン”開始、一部客室のリニューアルも
旅館では、寒仕込みの新酒が出そろう早春に合わせて、利き酒師が厳選した日本酒を堪能できる特別プランが用意されました。
この利き酒師プランは2025年6月にも実施され、宿泊客から好評だった企画。今回は夏場の開催とは一味違い、香り高くキレのあるしぼりたての日本酒と、滋味あふれる山海の幸の会席料理による、冬ならではのペアリングを楽しめます。
館内では2月に、一部客室のリニューアルも実施されます。
男の隠れ家として高い人気を誇る書斎付き客室「寶の槌(たからのつち)」が全面バリアフリー仕様へと変更され、客室の入口にはスロープを設置。また、客室のお風呂が内湯から半露天風呂に改装されるほか、脱衣所からの段差もなくなるので、車いすでもスムーズに利用できるようになります。
「寶の槌」は館内で唯一ベッドがない客室でしたが、リニューアルにともなって、ベッドが設置され、快適性がより高まります。
古来、御湯の神様「湯屋権現(=湯屋守様)」が降り立つ地とされてきた阿智村。そうした神秘の地で和の情緒を存分に味わえる「石苔亭いしだ」には、伝統行事や食など、この時期ならではの魅力がいっぱいです。早春の南信州をゆったりと満喫しに出かけてみませんか?
石苔亭いしだ
- 住所
- 長野県下伊那郡阿智村智里332-3
- アクセス
- 【電車】JR「飯田」駅から無料送迎車で約25分(要予約)
【車】中央自動車道「飯田山本」ICから約7分 - 駐車場
- あり(無料)
- 総部屋数
- 17室
