京都・北野天満宮で蜷川実花 with EiMが手がけるアート展覧会が開催中

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」《光と花の庭》3

京都の北野天満宮で、写真家・蜷川実花さんとクリエイティブチーム「EiM」によるアートの祭典「KYOTO NIPPON FESTIVAL 2026 -時をこえ、華ひらく庭-」が、5月24日まで開催されています。

境内の梅苑などを舞台に、蜷川さんたちが手がけたアートインスタレーションが展示されているほか、3月20日からはダンスカンパニー「DAZZLE」とタッグを組んだイマーシブ公演も実施されます。

蜷川実花さんの感性光る自然とアートの融合

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」KV

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」は、日本の「美」と「文化」を京都から世界に発信することをねらいに、2016年から北野天満宮で開催されている恒例のイベントです。

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」トークセッション

10周年に当たる今回は、写真家・映画監督・現代美術家として活躍する蜷川実花さん、そして蜷川さん自身も所属するクリエイティブチーム「EiM(=Eternity in a Moment)」が参画し、歴史ある天満宮・天神社の総本社境内を色彩豊かなアートで彩ります。

 

雪月花の三庭苑・梅苑「花の庭」《光と花の庭》

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」《光と花の庭》1
撮影:蜷川実花
「KYOTO NIPPON FESTIVAL」《光と花の庭》2
撮影:蜷川実花

見どころの一つは、梅苑の木々に吊り下げられた約1,200本のクリスタルが、季節と光の変化とともに異なる表情を見せるアートインスタレーション《光と花の庭》です。

北野天満宮の御祭神・菅原道真が11歳の時に作ったとされる漢詩『月夜見梅花(華)』の一節、「梅花似照星」になぞらえて制作された屋外作品で、鮮やかな色彩に染まる梅とクリスタルが溶け合った幻想的な情景が堪能できます。

期間中は梅の開花から満開、そして新緑という大きな時間軸がもたらす梅苑の移り変わりと、その日その瞬間の光の変化といった小さな時間軸により、訪れるたびに違った雰囲気を楽しめるのも、作品ならではのポイントです。

 

御土居 梅交軒《残照》

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」《残照》

一方、茶室を舞台に展開される《残照》は、咲き誇る花々と枯れゆく花々という、対照的な二つの表情を対比させることで、生と死や時間の経過が感じられるインスタレーション。

枯れることや朽ちることをネガティブと捉えるのではなく、その中にある圧倒的な芸術性が見る人の胸を打つ、蜷川さんの感性が色濃く表現された作品です。

北野天満宮初のイマーシブ公演が開催

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」DAZZLE

3月20日からは、関西・大阪万博にも出演したダンスカンパニー「DAZZLE」とのタッグによる北野天満宮初のイマーシブ公演『花宵の大茶会』が、境内の風月殿でスタートします。

イマーシブ公演とは、観客が演者と同じ空間に入り込み、自らも物語の登場人物となって楽しむ演劇スタイルで、決まった客席やステージがなく、空間全体が舞台となるのが特徴です。

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」花宵の大茶会

今回の公演は、セリフがないノンバーバルの形式。約400年前、秀吉が北野天満宮で催したとされる伝説の大茶会をベースに、史実にない“幻の二日目”が行われたという設定で物語が進行します。

公演中は、北野天満宮が持つ歴史性に、蜷川実花 with EiMによる舞台美術とDAZZLEのパフォーマンスがシンクロした空間内を、観客一人ひとりが自らの足で歩き、間近で繰り広げられる身体表現の熱量にふれられるという、非日常的な体験が楽しめます。

さらにプレミアムチケットによる観劇では、先行入場特典や、特別演出のパフォーマンス鑑賞、一部の登場人物とともに茶席を楽しむ限定体験も用意されます。

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」グッズ

会場内特設グッズショップでは、ここでしか手に入らないオリジナルアイテムが数多く販売されています。

手ぬぐいや生八つ橋、おもちゃ箱(菓子折り)など、京都のメーカーとコラボした商品をはじめ、蜷川さんが撮影した北野天満宮の梅をデザインにあしらったオリジナルTシャツやポストカードなど、展覧会の余韻に浸れるグッズが盛りだくさんです。

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」梅
撮影:蜷川実花
「KYOTO NIPPON FESTIVAL」《光と花の庭》4
撮影:蜷川実花

イベントのチケットにはお茶菓子の引き換えが付いているので、来場の際は季節の移ろいとアートを感じながら、梅苑の茶店でゆったりと過ごすのもおすすめ。

国内外で活躍するクリエイター・蜷川実花さんたちが生み出す、自然とアートが融合した空間インスタレーション、そして没入感たっぷりの観劇体験が待つ北野天満宮を訪れ、唯一無二の春に五感で浸ってみませんか?

 

KYOTO NIPPON FESTIVAL 2026 -時をこえ、華ひらく庭-

会場
北野天満宮(京都府京都市上京区馬喰町)
会期
【インスタレーション《光と花の庭》《残照》】2026年2月1日〜5月24日 ※休苑日あり
【イマーシブシアター《花宵の大茶会》】2026年3月20日(予定)〜5月24日 ※公演時間は約70分予定・休演日あり
開苑時間
9:00〜20:30(最終受付 20:00)
休苑日
会期中休業日あり(公式サイトにてお知らせ)
チケット
[インスタレーションチケット]
 【前売券】大人 2,800円、小人 1,400円
 【当日券】大人 3,000円、小人 1,500円
 ※小人は6〜12歳、未就学児は無料

[インスタレーションチケット+イマーシブシアター鑑賞チケット]
 【平日・前売券】プレミアム 15,000円、一般 10,000円
 【土日祝・前売券】プレミアム 16,000円、一般 11,000円
 ※当日券は+1,000円
詳細
「KYOTO NIPPON FESTIVAL」公式サイト

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