群馬県甘楽郡にある「こんにゃくパーク」は、工場見学などを通して「こんにゃく」の魅力を存分に体感できるテーマパーク。入場無料で、工場見学や食べ放題、アトラクションなどを無料で楽しむことができます。
夏休みの家族旅行を計画しているけれど、物価高で出費が気になる…といった子育て世帯に絶好のコスパ最強スポットです。
そのほか、アトラクションや癒やしスポットなどのコンテンツも盛りだくさん!予算を抑えつつ、家族みんなで満喫できる「こんにゃくパーク」の魅力をご紹介します。
アクセス
「こんにゃくパーク」は、上信越自動車道「富岡インター」から車で10分ほどの場所にあります。電車で行く際は、上信電鉄「上州福島駅」で下車後、タクシーで5分ほど。上越新幹線を利用する場合は、高崎駅東口からタクシーに乗って約30分でたどり着きます。
世界遺産に登録されている「富岡製糸場」から車で約10分、「群馬サファリパーク」からも車で15分程度の距離にあるので、観光と併せて「こんにゃくパーク」を訪れるのも良いですね。
最大の特徴として、「こんにゃくパーク」では入場料や工場見学の料金は一切かかりません。
さらにこんにゃくを使ったアヒージョやラーメン、スイーツ、田楽など多種多様のこんにゃく料理が味わえるバイキングも無料です。
一部、こんにゃく手作り体験やこんにゃく・ゼリー詰め放題といった有料コンテンツや、遊具もありますが、どれもリーズナブル。家族みんなでお得に遊べるテーマパークです。
工場見学
無料とは思えない充実ぶり
「こんにゃくパーク」を訪れたらまず見に行きたいのが、無料で「こんにゃく工場」「ゼリー工場」を見学できる、工場見学コーナー。施設入口すぐのエレベーターで2階へ上がった先にあります。
コースの入口には公式キャラクター「マナンちゃん」のフォトスポットや、オリジナルデザインのUFOキャッチャーなども置かれており、見学前からワクワクする空間です。
ちなみに、UFOキャッチャーなどの景品マスコットのタグを10種類集め、受付に持って行くと大きな「マナンちゃん」のぬいぐるみと交換してもらえるのだとか。
何度も訪れて集めたくなりますね。
こんにゃくの製造過程を学ぼう
見学コースでは、こんにゃく製品が製造されている過程をガラス越しに見学しながら、窓上部のモニター映像でその工程についての解説も見ることができます。
「あの機械はなんだろう?」と気になったポイントも、モニターを見ればわかりやすく説明してくれているので、学びながら見学することが可能です。
コース内は製造工程を複数の位置から見学できる構造になっているので、ぜひ場所を変えてさまざまな角度から確認しみてください。
違う視点からのぞいてみると見える部分が変わるため、新たな発見がありますよ。
製造工程は「仕込み」や「充填」など衛生管理がされている空間がいくつかの過程に分かれていますが、中でも規則的に商品が箱詰めされる「梱包工程」は、無駄のない動きが見事でついつい見入ってしまいます。
実際に立ち止まってここで5〜10分見続ける人もいるそうです。
なお、土日祝日は製造ラインが稼働していないため、モニターでの解説のみとなります。見学とセットで楽しみたい人は平日訪れるようにしましょう。
パネルで学ぶ食育
見学ルートの壁には、こんにゃくの歴史や生産量、こんにゃく芋の品種などを詳しく紹介するパネル展示も。
こんにゃくの植え付けから収穫までの栽培過程や、こんにゃくをおいしく味わう調理のポイントなど、子どもたちの食育にもぴったりの内容です。ぜひこちらもチェックしてみてください。
こんにゃくバイキング
無料なのに大満足!15種類のこんにゃく料理が食べ放題
見学コースで製造の過程を学んだあとは「こんにゃくバイキング」で数々のこんにゃく料理をおいしくいただきましょう。
ここでは、約15種類の多彩なこんにゃく料理を完全無料で味わえる、夢のような時間を過ごせます。
メニュー内容は、定番の「田楽味噌おでん」「こんにゃくの煮物」「こんにゃくラーメン醤油味」から、めずらしい「秘密のタコさんこんにゃくの唐揚げ」「白滝のかき揚げ」といった揚げ物まで。
「こんにゃくでこんな料理ができるの?」と驚くこと間違いなしのラインナップです。
メニューも豊富で内容は季節ごとに変わるため、夏にはこんにゃくそうめんや寒天ジュレ、冬にはプリンや煮物などと、何度訪れても新しい発見があります。
土日・祝日や連休期間のお昼どきは建物の外まで行列ができることも多いですが、オープン直後なら人も少なく、できたての料理をゆったり食べることができます。
基本的に時間制限はありませんが、混雑時は1人20分までの制限が設けられるので、注意してくださいね。
夏休みなどのハイシーズンには、大型観光バスが1日70台訪れることもあるのだとか。お目当ての人は早めに訪れるのがおすすめです。
ミニ遊園地
こんにゃくパーク内には、子どもたちが思いっきり遊べるアトラクション(有料)も充実しています。
自分で操縦「クレーン車」
屋外に設置されている2台のクレーン車(利用料:1回300円)では、自分で操縦してボールをすくって遊ぶことができます。
年齢制限がないため、子どもと同じくらい夢中になっている大人も多いのだとか。このクレーン車操縦を目当てに足を運ぶ人もいるのだそう!
群馬県最小!かわいいイタリア製観覧車「りとるふらわぁ」
「りとるふらわぁ」は、カラフルな見た目もかわいイタリア製の観覧車(利用料:1人200円)。
群馬県最小のコンパクトな観覧車に乗って、こんにゃくパークの全景を見渡すことができます。観覧車はゆっくりと回るので、中で記念撮影をするのもおすすめ。
思いっきり遊べる「遊び広場」
広々とした「遊び広場」には、遊具も設けられています。床はゴムチップ舗装が施されており、子どもたちの安全が配慮されているのもうれしいポイント。
「遊び広場」向いには、背筋を伸ばしてストレッチができる「のびのびポール」もあるので、子どもたちが遊ぶ姿を見守りながら、大人は長距離運転で疲れた体をほぐすことができます。
ちなみに、屋外エリアのイメージはアジアンリゾート。
現地から仕入れたヤシの木なども配置され、群馬にいながら南国気分を味わえる癒やしの空間です。
足湯に神社も!立ち寄りスポット
運玉(うんたま)神社でお参り
ほかにも、屋外には「運玉神社(うんたま)」という参拝スポットも。デリケートで栽培が難しかったこんにゃく芋が、かつて「運玉」と呼ばれていたことにちなんで建立されたそう。
お参りやおみくじはもちろん、屋内のショッピングコーナーで絵馬を買えば、ここで願掛けも可能です。
リゾート気分が味わえる5つの無料足湯
敷地内には「アジアンストーン風呂」「エメラルド100人風呂」といった5つの足湯もあり、なんとこちらもすべて無料で楽しめます。
『名水百選』に選ばれた雄川堰(おがわぜき)の地下水を、工場のボイル熱で温めたお湯が使われており、環境にも配慮されている点も魅力です。
中でもおすすめは、夕日が沈む光景を望む位置に設けられた「サンセットリゾート風呂」。ぜひここで足湯にじっくり浸かりながら、美しい夕焼けを眺めてみてください。
土日・祝日には足湯エリアのそばでベーコンやどら焼きなどのフードも販売されていて、より一層リゾート気分を満喫できますよ。
「こんにゃくのソフトクリーム」も見逃せない
「こんにゃくソフトクリームカフェ」では、こんにゃくを使った軽食やドリンクが味わえます。
イチオシは「生芋こんにゃくと豆乳の濃厚ソフトクリーム」(500円)。
濃厚でヘルシーな冷たいスイーツは、遊び疲れた体にやさしく染みわたります。足湯のお供にも良いですね。
こんにゃく手づくり体験
自由研究にもぴったり!大人から子どもまで楽しめる思い出作り
有料にはなりますが「こんにゃくパーク」では、体験コンテンツも実施。
自分だけのオリジナルこんにゃくが作れる「体験キッチン」は、夏休みの自由研究としても人気が高いそう。
もちろん、親子連れだけでなく、大学生やご年配の方など、幅広い年代が参加しています。
こんにゃく手作り体験では、「手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験コース」(中学生以上1,320円、小学生以上880円)、「こんにゃくカラーマジック体験コース」(中学生以上1,100円、小学生以上770円)、「手作りこんにゃく体験コース」(中学生以上1,430円、小学生以上990円)3つのコースから選択可能です。
いずれも公式サイトで事前に予約をしておく必要があります。
インストラクターは単にこんにゃくの手順を説明するだけでなく、合間にクイズを出題しながら楽しく教えてくれるので、退屈する暇がありません。
「手作りこんにゃく体験コース」では粉を練るところから始まり、水の量を測ってゆでる工程までを体験。普通の形だけでなく、ドーナツ型、ハート型、花型など思い思いの形を作れます。
自分の手で作ったこんにゃくは、きっと忘れられない特別な味がするはず。体験の参加者には「こんにゃくバイキング優先特典」がプレゼントされるので、体験後は同伴者も含めて行列へ並ぶことなくバイキングへ入場することができます。
午前中に手作り体験を予約して優先特典を入手しておけば、混雑しやすいお昼でもスムーズに食事を味わえますよ。
手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験コース
- 開催時間
- 9:30~/10:30~/11:30~/13:30~/14:30~/15:30~/16:30~
- 所要時間
- 30分
- 料金
- 中学生以上1,320円、小学生以上 880円
- 詳細
- こんにゃくパーク こんにゃく手作り体験
こんにゃくカラーマジック体験コース
- 開催時間
- 9:30~/10:30~/11:30~/13:30~/14:30~/15:30~/16:30~
- 所要時間
- 30分
- 料金
- 中学生以上1,100円、小学生以上770円
- 詳細
- こんにゃくパーク こんにゃく手作り体験
手作りこんにゃく体験コース
- 開催時間
- 9:30~/10:30~/11:30~/13:30~/14:30~/15:30
- 所要時間
- 60分
- 料金
- 中学生以上1,430円、小学生以上 990円
- 詳細
- こんにゃくパーク こんにゃく手作り体験
ショッピングコーナー
お土産はここで決まり!
「ショッピングゾーン」では、こんにゃくバイキングで提供されている商品やこんにゃくパークの限定商品などを販売。
バイキングで味わって気に入った商品を、自宅でも食べられるのはうれしいですね。
焼きまんじゅうや富岡製糸場関連のお土産など、群馬を代表する名産品も販売されているので、群馬旅行の記念やお土産選びに最適です。
お得なこんにゃく詰め放題!
中でも大人気なのが、ビニール袋いっぱいにこんにゃく商品を詰めることができる「こんにゃく詰め放題」。
時期や季節によって商品のバリエーションが異なるので、訪れるたびに違う商品と出合うことができます。
詰め放題は多くの人でにぎわっているため、「じっくり吟味して選びたい」という人は、好きな商品を5個選び648円で購入することも可能です。
「ミニゼリー詰め放題」、「カップゼリー詰め放題」、「飲むゼリー詰め放題」などもあり、子どもたちのおやつもお得にゲットできます。
こんにゃく詰め放題・ミニゼリー詰め放題・カップゼリー詰め放題・飲むゼリー詰め放題
- 実施期間
- 毎日開催※商品は日によって異なる
- 料金
- 1回648円※時間制限なし
- 条件
- 袋から商品がこぼれない程度まで詰め放題可能
- 詳細
- こんにゃく詰め放題
こんにゃくパークオリジナル商品
お土産にぴったりなのは、バイキングメニューの「秘密のタコさんこんにゃくの唐揚げ」に使用されている「秘密のタコさんこんにゃく」(313円)。
「こんにゃくパーク」とオンラインショップでしか購入できないレアな商品です。
「秘密のタコさんこんにゃくの唐揚げ」はバイキングでも好評なメニュー。あの味を自宅でも食べられるとあって、お土産としても人気があるそう。
また、公式キャラクター「マナンちゃん」のオリジナルグッズも豊富。
中でも「ぬいぐるみ」(1,200円~)は、サイズ展開もされており、SNSでも人気を集めています。とてもかわいらしい見た目で自分用に集めたくなりますね。
こんにゃくパークは夏休みの思い出作りはもちろん、子どもたちの食育や自由研究にも、予算を抑えつつ家族みんなで一日中楽しめるスポットです。
群馬の豊かな自然に囲まれたこんにゃくパークで、家族の絆を深める特別な一日を過ごしてみませんか。
こんにゃくパーク
- 住所
- 群馬県甘楽郡甘楽町小幡 204-1
- 営業時間
- 月~金9:00~18:00(最終受付 17:30)、土日祝9:00~18:00(最終受付 17:30)
※短縮営業日は9:00~16:30(最終入場16:00) - 定休日
- 1月1日
- アクセス
- 【電車】上信電鉄「上州福島」駅下車車で約5分
【車】上信越自動車「富岡」ICから約10分 - 駐車場
- 400台/無料
- 公式サイト
- こんにゃくパーク
取材・文/望月優衣 撮影/浦田進

